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僕の道

ずっとここからいなくなりたいと思っていた

ここじゃない遠くだったらどこでも良かった

とにかくここにいたくなかった

自分らしく生きていきたいのに
自分を否定される日々

何者かになりたいのに
それを許さない同調圧力

姿形同じじゃないと許されない
目には見えない独特の空気

何かに怯えなきゃいけない日々

硬めの肩書きと貼られまくったレッテルと
決めつけられた僕という人

嫌だった
苦しかった
逃げたかった

だから逃げた
走って走って走り続けた

誰も僕を知らないところまで
誰も僕に同調を求めないところまで

逃げた先は誰も僕を知らなかった

貼られまくったレッテルも
こうでなきゃいけない決まりも
圧力に勝てない僕の弱いところも

だからやっと自分になれた気がした

自分が自分であることの意味を見つけられた気がした

狭い世界しか知らなかったことに気づいた

やっと、自分が何が好きで何が嫌いかを知れた

何かに怯えなくてもいい
誰かの指示に従わないとハブられる事もない
自分のなりたいに真っ直ぐになれる

行き着く先は、僕の道
曲がりくねった先は、紛れもない僕の道

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