連絡躊躇病を治す2つの質問
株式会社Da Vinci Studio デザイン部 フロントエンドテクノロジストのshibaです。
数週間前まで、重度の「連絡躊躇病」にかかってました。
いくつかの要点を掴んでほぼ完治出来た気がするので、今回はそれについて書きます。
連絡躊躇病について
MTG中に発言する分にはできるけど、Slackなどテキストコミュニケーションで発言しようとしたときに「これ今送ったら迷惑になるかな?」「これ今送って問題にならないかな?」など躊躇してしまう病です。
相手が忙しいひとやポジションの高い(=その人の時間の価値が高い)相手であればある程、躊躇してしまいます。
あとは同時に複数人に影響を与えるような連絡なんかも、送る直前に「これ大丈夫?」となってしまったりします。
で、結局数分間躊躇したあと送信したり次のMTGのときに発言したり聞かれたタイミングで答えたりしてしまいます。
……。
恥ずかしいのでさっさと対処法についての話に移ります。
対処法となる2つの質問
質問1: 連絡の目的はなにか?
連絡の目的を考えてみましょう。
仕事の連絡で最も気をつけなければならないのは一緒に仕事をする仲間を安心させることです。
「あれってどうなってる?」
「ちゃんと進められてる?」
と聞かれる前に状況を連絡することでお互いを信頼しあってプロジェクトを進められるようになります。
スピード感のあるプロジェクトでこれを躊躇してしまうと、定例MTGで「現状はどうなっている?何がブロッカーになっている?諸々のスケジュールはどうなっている?」と逐一確認されて、その時の自分が辛い思いをします(実話)。
相手を安心させるために連絡をする。
これを意識するようにするだけで連絡躊躇病は大きく改善できました。
質問2: 社会人としての仕事の目的はなにか?
もっと根本的な話です。
社会人としての仕事の目的は会社に貢献するためで、それを具体的に言うとプロジェクトなど物事を決めて進めていくことだと考えています。
忙しい人相手だろうと全社員相手だろうと、仕事の目的のために必要な連絡を躊躇してしまうと仕事の目的に対して本末転倒になってしまいます。
物事を決めて進めるために連絡をする。
これが意識できるようになると連絡躊躇病はほぼ完治できているかもしれません。
改めて2つの質問とその答えを整理して
連絡躊躇病は突き詰めると自分の虚像を守ろうとしている行動かもしれないと思いました。
「これ今送ったら迷惑になるかな?」
→自分に対して相手に迷惑をかけないかな?
「これ今送って問題にならないかな?」
→今返事が帰ってきたら都合の悪い状況にならないかな?
これに対して、2つの質問は行動のトリガーを自分の外に置くことで虚像を見えないようにしています。
相手を安心させるために連絡をする。
→相手のために連絡をする
物事を決めて進めるために連絡をする。
→会社のために連絡をする
自分以外の誰かのために必要なことをしているということを認識するようになった結果、ぼくは躊躇することが大幅に減らせました。
気を使いすぎていると言われたりする人は今回挙げた2つの質問を自分の仕事に投げかけてみると良いと思います。
というわけで、連絡躊躇病への僕なりの対処法でした。
読んでくださりありがとうございました。
Da Vinci Studio ではなにやら積極採用中のようなので、興味がある方はぜひ見てみてください。
またデザイン部のNoteマガジンもよろしくおねがいします!
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