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お紅茶が美味しゅうございますわ


こんばんは、1970年代生まれ、都内一人暮らし、ゲイのしおたです。

この記事を書き始めて2週間、やっぱりさっさと書いてしまわないといけないなと思いました。
そう、戦争です。のんびりと過ごし、のほほんとした記事を書こうとしているうちに世界は大変なことになっています。
よくわからないストレス源を冷静に見つめ分析したらストレス度は低下する、みたいな話がありますが、今回もそうでしょうか。大国が小国を食い物にしようとしている、その程度の理解しかできていませんが、もっと知れば、学べば、何らかの希望が見出せるのでしょうか。もしかしたら、結局私(達)にできることは何もない、という結論に達しそうな気もします。

以上、このタイミングでお嬢様ごっこかよ、と思われないための言い訳を書きました。平和って抽象的な概念ですよね。争いがない状態、はいいとして、じゃあ具体的に何?って考えてしまいますが、元々書こうとした話を続けます。

先日、とても久しぶりに専門店で紅茶を買いました。ルピシアの「ピュアダージリンブレンド スウィートオータムナル」という秋摘みダージリン。元々紅茶は好きで、というかミルクティーが好きです。今から死ぬまで水以外の飲み物が一種類しか飲めないなら何を選ぶ?と問われたならミルクティーと答えます。
紅茶について少し知っている人なら、ダージリンはミルクティー向きじゃないんじゃない?と思われたかもしれません。もっとお詳しい方なら、なるほど、秋摘みダージリンならミルクもアリだね、と思われたかもしれません。
私はその前者でした。まずストレートでは飲みませんし、買うとしたらアッサム系か「モーニングブレンド」みたいな名前のものか、バニラやキャラメルのような、いかにもミルクティー向きのフレーバー系だったので、そもそもダージリン自体に興味がなかったのでした(ファーストフラッシュは日本茶、緑茶、煎茶のようなイメージを持っています)。

店員さんに、ミルクティーが好きなことと、あまり茶葉が細か過ぎないものが欲しいことを伝えてお勧めされた2つの紅茶のうちのひとつが今回の「オータムナル」でした。
ちなみにもうひとつのおすすめも前述の2条件を満たした定番のブレンドで、お値段は半分くらい。オータムナルは安くはないなと思いつつ、今しかない季節商品らしいし、50グラムだけだし、エイヤッも大事ですよね。

早速家で淹れてみると、美味しい!そしてこの味知ってる!
以前いただき物で日本茶紅茶というものを飲んだことがあるのですが、それにとても近い気がします。紅茶というより緑茶っぽい、ちょっと若い感じの渋み。こくはそこそこなので、ミルクは入れ過ぎない程度に。フルリーフは視覚的な思い込みかもしれませんが、やはり雑味が少なく上品な後味です。

久しぶりにリーフの紅茶を買った、そのきっかけはティーポットをプレゼントされたからでした。紅茶を飲むという目的のための手段としてのティーポット。自分の主体的な意志とはほぼ無関係に、先に手段が私の元にやってきたのです。
目的遂行のために手段を整えるのがセオリィなのでしょうが、日々の生活の中では、ランダムに配られたカードをうまくやりくりしながら最善の役を作ろうとしているだけなのかもしれません。

次回は、これまたすっかり時季を逃してしまった冬の国際的なスポーツ大会について書こうと思っています。

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