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マインドフル・ボディ・プロジェクト Vol.3 :リモート講座に臨む時

ZOOM等のリモート講座に講師、或いは受講生として臨む時、ボディの視点から貴方はどんな準備をしているかな。

今回は、リモート講座に参加する時に僕がやっていることを、時間の流れに沿って書いてみる。僕の場合はちょっとばかり「変」かもだけれど、貴方との比較にはなるかなって。

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以下は、ある週の土曜日、20時開始、22時45分終了予定のリモート講座に生徒として参加する想定で。

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❶ 開催1週間前〜:全体的な体調管理

大事な講座の場合、1週間前にスイッチを入れて体調管理に入るが、極めて重要なイベントであれば2週間前から。休んで聞き逃したくないし、やはり「その場」にいたいよね。

食事については、刺身やお寿司などの生モノは控える。魚を食べるなら煮るか焼く。また、これまで食べたことのない物(初めてのお店)は避ける。 

睡眠の優先順位をあげると共に、運動が過度にならないように気をつける。

余裕を持った状態で会期を迎えたいので、その前日と当日に予定を入れ過ぎないようにする。


❷  前々日〜前日:不安要素の排除

体調に不安なところはないかを自分で確認する。自分の経験だけれど、前日に歯が軽く疼く感じがしたのを放置していたら、当日痛みが強くなって大変な思いをしたことがあったので、極力不安材料はなくしておきたい。歯医者は嫌いだけれど・・・。


❸ 当日朝〜開始時間:本番から逆算して1日を過ごす

講座が20時だから、夕食は遅くても18時開始で19時には食べて片付け終える。

その為には、昼食は12〜13時かな。

因みに、僕は基本朝食はコーヒーとナッツだけ。これを9時か10時に。

そして、講座開始前には軽く身体を動かして血流を良くしておく。身体の血流が良くなれば、脳への血流も増える。平たく言えば頭が冴えてくる。スクワットを100回とか。食べた直後で胃が重ければ、踵の上げ下げを20回でもOK。あるいは、夕食の前にもう少しハードに動いておくのも良いね。

それから、忘れてはならないのが水分補給。僕はいつも2種類の飲み物をタンブラーに用意している。2種類用意するのは、気分転換になるから。

まず、お約束の水または白湯。加えて、昼間のイベントならコーヒー、夜ならばカフェインレスコーヒー。そう、僕はコーヒーが大好き。

手元に1枚余計に羽織るものを置いておくことも大切。ブランケットでも良いね。イベントが盛り上がって延長が30分なんてこともあるし。夜もふけてくると寒くなるかも、だからね。


❹ 講座の最中:身体が固まらないと頭が動く。

僕は椅子に長時間座っているのがそもそも苦手。

最近の研究では、椅子に長時間座ることによる健康リスクが指摘されている。曰く、座り過ぎは現代における第2の喫煙である、と。

会社のリモートワークが始まった2年程前、高さを調節できるスタンディングデスクを購入した。以来、自宅から参加するリモート会議などは、基本的に立っている。また、座って参加の時も、45分に一度は立ち上がっている。

何らかの理由で立てないときは、脚を前に伸ばして足首をまわしたり、つま先を伸ばしたり曲げたり。後は、首、手首を回したり、肩を上げ下げしたり。椅子から腰を浮かした「空気椅子」の状態で何秒耐えられるか、とかで遊んでることもある。

まぁ、とにかく、身体が固まらないように努めているんだけれど、
他の参加者から「さくちゃん、動いてばかりおるやん」、ってバレて突っ込まれたり。ごめんなんだけれど・・・やめられない。

そうそう先日のMFJのリモートは爪先立ち(踵上げ)で参加してみた。終了時間が予め定まっていない内輪の打ち合わせ。結果、3時間超、意外と平気だった。次回は片足立ちで参加しよう。こういう何気ない、ちょっとアホなチャレンジがめちゃくちゃ楽しい・・・・。

あとね、これはいきなりは危険なんだけれど、会議の途中で息を止めて遊んだりもしている。やり方は、息を吐き切って止め、最初に苦しさを感じた時間を計測するというもの。苦しさを感じたら、鼻から息を吸う。この時、鼻腔内に生成される一酸化窒素が血管を強くしてくれるという研究が発表されている。僕の場合は、その日の体調によって40秒から50秒が目安。この計測時間と脈拍数(日に何度も自分で計測)の変化を毎日なんとなく追うことで体調悪化のサインを掴んでいる。

僕の日中の安静時脈拍数は52/分。これが60を超える、つまり10%以上増加したら、疲れが溜まっていたり、風邪のひき始めのサイン。こういう時は、身体を冷やさない様に1枚多く羽織ったり、早寝に努める。

* 息を止めるのは、いきなりはやらないでね。日頃から走ったり泳いだりで、酸欠状態をコントロールしていない人がやるとマジ危険。だから、変なことするんだなぁって読むだけにしてね😉


❺ 講座終了後:食欲に負けないようにクールダウン

お疲れ様でした〜。
講座が終わるのが22時45分だとしたら、夕食からすでに3時間半経過。小腹が空くだろうけれど、これにどう対処するかが大切。
僕は、基本的にはその後は食べないで、空腹を楽しみながらベッドに入る。空腹も悪いもんじゃないんだよなぁ。

そうそう、寝る前に、ぬるめのお風呂に必ず入る。

もし、空腹で眠れない時は、消化の早い果物かな。例えば、今の季節ならば、常温にしておいたイチゴとか。常温にしておくのは、寝る前に身体を冷やさないために。もし冷たい果物を食べるなら、最初に白湯を飲んでから食べるのがおすすめ。これは、冷たいもの(例えばかき氷)を摂取するときにとても有効な方法。


❻ 最後に:準備が全て

時系列で書いてみると、ざっとこんな感じかな。
既に気づいている方も多いかなって思うけれど、結局、水泳とか運動の大会に出場する時に、コンディションをどう整えていくか、という発想と同じなんだよね。運動でも、zoomでも、リアルな会議でも、出張でも、すべて同じ。

大切な場面に向けてどう準備を整えていくか。

なので、特別なことは書いてなくて、当たり前だよね、って思ってもらえるのが一番嬉しいかも。まぁ、ところどころ、変な人っぷりが漏れてますけれどね。

***

これは、50mのバンジージャンプの落下中。
冒頭の写真は、飛び出す前の一瞬。恐怖のピーク。

高いところが怖いので、跳ぶ前は本当に死ぬかと思った。
でも、飛び出したら、怖さを感じる間も無い。何かに通じる。

それにしても、水泳選手らしく、身体を真っ直ぐにできててよかった・・・。

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