厄介者

最近、大学に行けなくなった。
今まで同様大学に通うことは私にとって、とてもハードルが高いのだが、今はさらに講義を受けることへのモチベーションが湧いてこない。

あと半年頑張れば、大学生活に一区切りつけ、彼との同棲準備期間に入れることは決まっている。残りの学生生活を満喫しようとかなり意気込んで新学期に臨んだのに、なかなか思うようにはいかない。

夜になれば、明日こそ行こうと心に決めるのだけれど、朝になったら布団から出れず起きれもしない。気づいたら昼過ぎで、薬を飲むためになんとかごはんを食べる。そして気づいたら夕方になっている。

また1日を無駄にしてしまったといつも後悔する。大学、というより、なんだか人生をサボってしまっている、そんな感覚になる。

とりあえず、ゴールデンウィーク明けまでは、大学のことは棚上げし、好きなことからまた始めようと思う。楽しみなことは全力で楽しんで、美味しいごはんを美味しく食べられるように。

今日はそんなことを彼に話そうと思っている。
悩みがあればなんでも言いなさいという約束に甘えたい。

また大学に足が向く日々が来るかは、今はまだわからないが、何かひとつは単位を取って学生生活を終わりたいとも思っている。

その日になってみなければどんな風に生きられるかわからない私は厄介だが、そんなところも受け入れていくのだと、今日も言い聞かせている。