高齢者ドライバー
父の父が面白エピソード満載だったように、
父も奇天烈エピソードをたくさん持っている。
父も順調に歳を重ね、
年相応に老い、
それなりに大きな病も患って
今はその老いと病を受け入れつつ
日々生活にしている。
そんな父が唯一できることと言えば、運転。
数年前に自分の超・愛車を手放し、
今は義理の息子の車に乗っている。
今年12月はその車の車検。
父現在72。
車検通すにあたり、
持ち主である義理の息子は
「ドライバーとしての素質があるかの確認は小林家でやってな」
と言う。
人気絶頂で辞めていくスポーツ選手のように
何もないうちに免許を返納させたほうがいいとも思うし、
それならば今回はいいタイミングなのではと思ったりもする。
がしかし父から車を取ったら、生き甲斐をなくして老いが加速することも容易に想像できる。
問題は車検だけでなく、残っているローンの支払いなどお金の問題もあるので、
素質があっても車に乗れなくなる可能性はおおいにある。
今さらながら今の車によつばマーク付いているかどうか思い出せない私に
父の高齢者ドライバーとしての素質を見極めることはできるのだろうか。
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