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映画館の自動放送で遊んでみた①

映画館の自動放送。それは、ご入場案内に使われたり、広告流したりするのに使われるやつ

館員さんのアナウンスの手間が省ける故、最近では大手さんより新しくできた中小シネコンさんの方が導入されている画期的システム。多分コロ助でこれから導入していく劇場さんも増えると思います。録音してきた資料(Twitterにあげましたが)を基に説明していきましょうか。

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今回録音した劇場はMOVIX京都(写真が1月撮影分でちょっと古いですが)。この劇場さんは南館と北館に分かれて、しかも上だけでなく地下にもシアターがありますので、音鉄的なお話をしますがパーツの種類も豊富。

では早速聞いていきましょう

※冒頭のチャイムは切れてしまったので、わざと切ってます

映画館でよくとまではいわないけど聞いたことのあるアナウンス。解剖は人気があったらもう1作品録音してるものがありますのでそれでやってみたいと思いますが、まずはシステムについての概要を説明しておきましょう。

朝日テレフォン株式会社という電話の自動ガイダンスの音声を作ってる会社の館内自動放送システム。使い方とかはサイト見てもらったら分かるんですが、近鉄発祥とも言われた「最近流行の電車内にダブレット式の自動放送付けてみた」と似たり寄ったりです。(実際は親PCがありますんで違いますが)
MOVIX京都は各シアター前でチケットをもぎるので、タブレット式ではなくインカムで通信して事務所で自動放送を流すスタイルだと思われます。

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THEATERご案内(MOVIX堺)

とは言えこれ、ちゃんとしたナレーターさんですし、今はそうでなくても去年なんて映画は毎週膨大な作品が公開されていくんで録音も大変。そこで全部が全部録音してるというわけではなく、音声パーツを使ってその労力を削減しています。

なので節々不自然な間があると思いますが、それが組み立てパーツ録音です。毎週更新されていく作品をほぼちゃんと網羅して録音されているのは、できた当時(2011年末)は画期的だったことでしょう。(近鉄がタブレット自動放送導入を一部の線区で導入したのが2016年3月だったことを考えると)。

で、これを遊ぶとはどういうことなのか。今回は試験的に次の記事を有料にして(もうこの時点では書けてる)、ご紹介したいと思います。その②へつづく。

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