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大学の一般受験が始まったら何をすれば良いの?

こんにちは。サカセルで自習管理講師をしている大学1年生です。

共通テストも終わり、いよいよ一般受験が始まりますね。
もう始まっている人もいると思います。

そこで、私が受験生の時、受験直前期や最中に何をしていたのかについて紹介しようと思います。
一般受験が開始した時期から、受験日前日と受験日、それ以外の日に分けて書きます。


受験日前日

私は高校3年生の間、高校の登校日でない日は朝から塾の自習室に通っていました。
それは受験期になっても変わらず、受験前日も同じでした。

まず朝塾に行ったら、毎日やると決めていたタスクをこなしていました。
たとえば、英単語の小テスト、英語の参考書の長文問題を1題、数学の問題集を5ページ、などです。

受験前日に特別やっていたことは、主に、


1. 次の日に受ける大学の直前対策講座でやった塾の先生による予想問題の復習
2. 解いた過去問やその直しを見返して入試問題の形式、傾向の再確認

です。

以上のことを終えたら、理科の問題集、英語の参考書(文法)など、自分が普段の自習で取り組んでいる勉強をしていました。


受験前日に意識していたことは、「普段通り」です。

受験前日にかつ丼は食べるな!
という言葉を聞いたことはありませんか。

これは、かつ丼を食べて勝つ!という願掛けがいけないのではなく、普段しないことをしてしまうことで体調不良など予期せぬ事態が起こってしまう可能性があるからです。

勉強もこれと同じです。
勉強においても、明日受験だからと特別な事をするのではなく、いつも通りに過ごすことを心がけていました。

それにより、必要以上に緊張したり不安になったりすることを防げたように思います。


また、これは周知の事実だと思いますが、受験当日に試験に集中するためにも、直前の詰め込みによる夜更かしや徹夜での勉強は全くおすすめしません。

持ち物や受験票の準備、電車の時間調べなども前日までにしていました。
これは当日焦ることが無いよう、前日までにできることはしておくべきだと思うからです。

できれば当日の準備をしてから、普段と同じ、または少し早めの時間に寝てください。


受験日

受験日の朝は、しっかりと朝ご飯を食べ、防寒をし、持ち物の最終確認をして家を出ます。

受験会場への電車の中では、英単語帳を見ていました。
これは、学校の登下校、塾の通塾での電車内と同じです。

さらに、自分の中の決まり事で、会場の休憩時間に何のテキストを見るのかも決めていました。
受験会場に持っていく参考書は全て決めており、理科は書き込みをした教科書、英語は電車用の単語帳と会場でみる参考書(文法)、など、毎回同じものを持って行っていました。


また受験が終わった後は、そのまま塾に行っていました。
受験会場のほとんどが五反田にあるTOCで、私の通っていた塾の路線と同じだったこともあり、受験後に塾に行ってその日の復習をし、時間や体力があれば毎日のタスクをしてから家に帰っていました。

これは絶対ではないので、あまりにも疲れた日や、受験会場がTOCではなく遠い場所の時はまっすぐ家に帰る事もありました。


受験日/前日以外の日

上記以外の日は毎日のタスクに加えて、これから受ける大学の直前対策講座の受講、苦手分野の復習、2次対策など、日によって違うことをしていました。

毎日の学習内容は異なりますが、受験期の自習で意識していたことは、「全範囲に触れる」ということです。
これは特に理科科目に言えると思います。(文系科目はどうなのでしょう、社会も同じなのでしょうか…?)

理科科目は特に、よく出題される分野と、あまり出題されない分野があるように思います。
つい、出題頻度の多い分野を何度も往復し、頻度の低い分野が手薄になりがちです。

ですが、頻度が低い分野からは出題されない、というわけではないですよね。
たまに過去問でそのような分野から出題されると、難易度は難しくないのに思い出せなくて得点を稼げない…となることがありました。

長い間触れていなかったことが原因で苦手分野が増える、なんてもったいないので、たとえば、お昼休憩でご飯を食べながら教科書の該当範囲に目を通すだけでも変わってくると思います。

もちろん頻出分野をしっかりと固めておくことは最重要項目です。
各大学の頻出分野は入試分析でわかると思いますので、それらを参考にしながらの勉強も重点的にしていました。


また、再度理系科目の話になってしまうのですが、現役生は直前まで伸びる、と塾の先生にいわれていたのが、特に理科科目です。

理科全範囲を学習し終える時期は学校によって多少の差はありますが、高校3年生の夏ごろがほとんどではないでしょうか。
現役生は卒生と比べると、穴を埋める時間やこなしてきた演習問題の数が圧倒的に少ないと思います。(何においてもそうですが)

私は特に理科科目が好きだったこともあり、使っていた問題集を受験直前期から再度取り組みました。
理科だけに時間を割くことはできなく、全てやる時間は無いので、以前取り組んだ時に間違えた問題を中心に知識や考え方の再確認をしていました。


最後に

今回は受験シーズンという事もあり、私が受験生の頃の受験期の過ごし方(主に学習内容)について紹介しました。

全体を通して、なるべく普段通り過ごすことを心がけていたことは伝わったでしょうか。

普段通り過ごすための「普段」は意識して作る必要は一切ありません。
毎日のルーティンを意識的に組んでいなくても、受験生なら誰しもが気づいたら自分にとっての普通があると思います。


連日、オミクロン株の流行がニュースになっています。
徹底した感染予防対策を心がけ、無事にこの時期を乗り越えましょう!

受験生の皆さんが最善の状態で受験に臨めることを願っています。

個別指導・家庭教師の
自律学習サカセル

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