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自家製酵母でパンを焼く

お供えものの桃と梨。
実は美味しくいただいて、種と皮は酵母に。
ちゃんと育ってくれるといいなぁ🍑🍐

今は緑茶酵母と米麹酵母が冷蔵庫に。最近はもっぱらこの2種類でパンを焼いている。

私は生イーストやインスタントドライイーストは使わずに自分で酵母を起こしてパンを焼いている。

イーストも自然なもので強力な発酵力のある集まりなのでサクッとパンを焼くにはもってこいだと思う。イーストにはイーストの良さがある。
でも私はサクッとじゃなくてじっくりパンを焼きたいのだ。

初めてパンを焼いたときはホームベーカリーだった。
インスタントドライイーストを使って。
自宅で自分でパンを焼いた、というよりは自宅で機械にパンを焼いてもらった、というかんじ。

こんなの手作りパンじゃない!と思ってすぐ手捏ねでパンを焼いた。
うんうん、パン焼いてるってかんじ!
一年くらいはイーストを使って手捏ねで焼いていたと思う。

そのうち自分で酵母を起こしてそれでパンを焼けることを知った。
そんなことできるの?めんどくさそう。
そう思って重い腰があがらなかった。
しかしやってみると意外と簡単。
瓶に季節のフルーツやドライレーズン、砂糖と水で酵母が出来る。めっちゃ簡単!
そして瓶に入った酵母がかわいくて仕方がない。
毎日開けて混ぜての繰り返し。
ぷくぷく泡が出てきてオリが溜まって…完成に近づくとワクワクする。

完成した酵母エキスと全粒粉や強力粉を混ぜて元種をつくる。これがイーストの役割になる。

今は自家製酵母で手捏ねやオートリーズを使ってパンを焼くスタイルが定着した。
パンが出来上がるまでめっちゃ時間かかる。酵母作るのに長くて1週間とか。
元種作るのに3日間。
パン仕込んで冷蔵庫発酵して次の日にパンを焼く。
長い時間をかけて焼いたパンは最高に美味しい。
無添加で少ない材料で美味しいパンが焼ける。

人生でかけがえのないものに出会ったのだ。

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