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痛くて、青くて、切実だから

年々、心から安心したり尊敬できる人生の先輩達にたくさん出会えるようになって来た。

そんな彼ら彼女らと話していて感じることは圧倒的な憧れと自分の青さへの嫌悪だった。

そりゃ5歳とか10歳も違うんだから、同じ目線になんて立てるわけないし、そんなこと当たり前なのに、まだまだ未熟で青くて子供染みている自分が恥ずかしくなる。

元々人に弱みを見せるタイプではないのに、そんな先輩方と話しているとすぐに私の悩み相談になってしまうし、私ばっかずっと喋ってるなーと感じる。

そう感じる度に、同世代と比べて年齢の割に落ち着いて見られることが多いのも相まって、自分まだまだ青くてダサくて無力で不安定だということを思い知る。そんなことが受け入れられなくて、思い出しては恥ずかしくなる。

大人になったつもりでいて、実はただ背伸びしてるだけで、まだまだ切実に必死に生きてるんだなと自覚する。

この痛さは若いからこそなんだから、この時期でしか感じられないものがあるからと、せめてこの青さを十分に味わってやろうと考えるのも束の間、そんな理詰めの考えは自己嫌悪に簡単に吹っ飛ばされる。

まぁその嫌悪感も若さゆえのものなのだろうけど。

大学や出身地が一緒だとか職場の後輩でもないこんな生意気なヤツによく優しくしてくれるなぁと不思議になるぐらい良い人たちに恵まれている。沢山の人たちに育ててもらっている。

そんなこと感じなくて良いんだよ、当たり前に無責任に頼って良いんだよといつでも頼りやすいようなパスを出し続けてくれる人が周りにいることが本当に本当にありがたい。

次会う時は良い報告をしたい。

今これが最高に好きで楽しいです!
お陰で自分今ここに居ます!
ここで踏ん張ってます!って伝えたい。

それが今自分に出来る最大限の恩返しのような気がする。

痛くて、青くて、切実で、それでもそれが今の自分だから、悔しいけど、認めたくないけどそれでいいんだということにして、目の前のことを見つめて、もがいて、進もうと思う。


いつも、応援ありがとうございます!いただいたサポートは10月までのデンマーク旅に使わせていただき、そこで感じた物を言葉や写真、アートを通してお返しできたらなと思っています。