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学生生活最後の1日

23歳の3月31日。明日からわたしは社会人になって働き始める。

3月は「暇をもてあます」を目標にバイトは数日しか入れず、家でゴロゴロしまくった。家でゴロゴロしすぎてゴロゴロし飽ききって、社会人になったら家でゴロゴロしたくなくなるくらいゴロゴロすることを目標にしていた。

そんなふうにして過ごしていた3月だけど、3月最後の最後の3日間は京都にあそびに行った。


そうして3月の最後の日、31日はまず京都で起きた。朝5時に起きて飛行機に乗って東京まで帰ってきて、早起きした分たっぷり昼寝をし、ネットスーパーで注文していた商品たちを受け取り、夕方になった頃に「せっかく学生最後の日だし何かするか……」と思い、桜を見るために代々木八幡までおさんぽした。

お散歩はたのしい。この前美容師の人とお散歩が好きだという話になった。美容師の人もおさんぽが大好きらしく休日の日は渋谷までいつも歩いてると言っていた。「渋谷まで歩きだとどれくらいかかるんですか?」と聞いたところ、「下北からは1時間ぐらいですね〜」と言われたので「ちょうどいい距離ですね!」と言ったら「やっぱりお散歩好きの人はそう思うんですね。みんなには遠いってびっくりされます」と笑って話していた。この話をお散歩好きの友達にしてみたところ、同じ反応(「1時間で着くんだ!意外と近いんだね〜」)をされたので笑っちゃった。お散歩好きのきもちは全世界共通である。

代々木八幡までは家からゆっくり歩いて1時間くらい。
今日は現金を持たなくてもいいかと思った日に限って現金しか使えない、いい古本屋さんでちょっと読んでみたい本に出会っちゃう。くそ〜
せっかく学生最後の日なのにぶち上げないのもなんだかなあ・・・と思ったので、途中のカクヤスでアサヒの糖質0発泡酒を購入。(アサヒの糖質ゼロ発泡酒はおいしい)
ウロウロお散歩して代々木八幡までたどり着いたけれど、結局お目当ての桜はまだ咲いておらず桜のつぼみと小田急線の踏切を眺めながら泣く泣く飲酒した。

私らしい本当になんでもない学生最後の1日。

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