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納め

年末ですね〜。
帰り道、駅でSASUKEごっこをして遊ぶ酔っぱらい男子グループを見かけて年末を感じました。

今日は友達と遊び納めてきました。仕事納めはまだないから遊び納めです。

ずっと行きたかったパン屋さんでランチを食べて、途中買ったコーヒー片手に代々木公園をお散歩しました。放課後の高校生ぐらい寒空でおしゃべりもした。
空はちょうど夕焼けで、寒いねと言ったら友達が貼るホッカイロをくれた。
体の芯まで冷えてるのにずっと話しちゃう。こういうの女子特有なんだろうなー。今日は一段と夕陽が綺麗だった。

お酒が入らない遊びってなんか久々かも。高校生の時はこれが当たり前だったと思うと不思議になる。

お酒を飲んでないのに、夜道が寂しいのは年末だからでしょうか。
友達との別れは、永遠の別れかってぐらい寂しくて、ホームで手を振る友達の写真まで撮ってしまった。完全におかしくなってる、年末マジックだなー。

帰り道は久しぶりにラジオも音楽も聴かず、今日の余韻に浸りながら帰路に着いた。

年末だから多少ポエミーでもいいよね、と自分に言い聞かせながら今年の一年を振り返る。

就活があったという点で、今年は過酷な一年だったと思う。過酷なんて学生が使っていい言葉じゃないけど。
学生生活の大半は生ぬるいですから。今の私にとってはれっきとした過酷な一年と言えるのです。

それもまあ昔の事のように思える。人間辛い事はすぐ忘れちゃうからね。
年末に思い返すのは、大好きなものたち、大好きな人たちと過ごした時間であります。

幸せっていうのはこういう時間のことなんだろうなと。

でも、そういう時間を噛み締める時って一人でいる時が多い。遊んだ後とか、ライブの後とか。
幸せの余韻を感じるためには一人の時間も大切ってことなのでしょう。う〜ん、哲学ですね。

最近夜になると、ふと、これからの未来が不安になる時がある。もう学生じゃなくなるってとても怖い。
環境が変われば、周りにいる人間もその関係性も変わっていく。
可愛がっている愛犬がこの世にいない未来、だんだん減っていく家族との時間、気軽に会えなくなってしまう友達や先輩。
想像のつかない新生活に漠然とした不安が募る。

でも今日友達と会って、多分この人は私のこの先の人生にもいる人だなと思った。そう考えたら少し心強く思えた。変わっていく環境の中でも、変わらないものはきっとある。

エンタメも非常に充実した一年でした。
大好きな物に対して、時間やお金のことを何も考えず、まっしぐらに会いに行けるのは学生のうちだけだろうな〜。
沢山笑って、沢山感動した。今年だけで何度ライブに足を運んだことか。
やっぱりライブは人に元気を与えますね。おかげで辛い時期を乗り越えることができた。
この年で自分の機嫌の取り方を分かってるのは強いぞー。社会人になってもこの時間を大切にしていこう。

2023年の抱負は、
大好きなものたち、大好きな人たちへの愛を「大好き」以外の言葉で表現できるようになること。
大好きにもいろいろな種類がありますから。

エモい!とか最高!とかじゃなくて、ちゃんと言語化できるようになりたいな。

明日は近所のスーパーまでのし餅を買いに行きます。いかにも年末な一日を過ごす予定。
これから年末のネタ特番とラジオが忙しくなるぞ〜。

皆さまも良いお年を。



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