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詞っぽいの

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詞とよびたいもの、詞っぽいもの #詞 #作詞
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#詞

stray

「大丈夫」ってあなたが言うから 疑うことを忘れた僕は平気じゃないあなたに気づけない 言葉…

沙ゆ.
1か月前
4

color my life

夢でみたって 寝て覚めたら隣にあなたはいなくて ただ昨日の記憶が鮮明なだけ なのに薄れてい…

沙ゆ.
3か月前
2

灰色のスノードーム

スノードームの世界みたいな雪が 僕の目の前に落ちてきて スノードームの世界みたいな家で あ…

沙ゆ.
6か月前
5

寒い夜は

瞬きをする一瞬に世界が無彩色に変わった あなたがドアをしめた瞬間に もう戻れないと感じたあ…

沙ゆ.
6か月前
5

その色で.

あなたの隣、毎日唇をなぞった色で 久しぶりに唇をなぞってみた あなたのくれた「似合ってる」…

沙ゆ.
7か月前
4

blue

駅のピアノの音ひとつ あなたが奏でる音に似ていたから、 探したくなってしまったのに そこに…

沙ゆ.
7か月前
6

「またね」と「さよなら」

次に別れを告げるのは、どんなときだろう。 って何気ない夜に考えてみた 私は眠れずに。 きっと私は なんてことないふりをするのだって、 漠然とした大きな不安感を隠すのだって、 いつもみたいに笑うことだって、 いつもみたいにはしゃぐことだって、 それなりに得意なはずなのに。 あなたのことになると 誤魔化せるのに隠せなくなっちゃう ねぇいつか 「またね」が「さよなら」に変わっても 今までの私たちがいなくなるわけじゃないって 過去のあなたが染み付いたまま。 別れを告げたわけでも

life

僕が知らないだけで いつか 君の元恋人が好んだ音楽がいつの間にか 僕に染み付いているのかな …

沙ゆ.
10か月前
2

置き土産

今 目の前に居るのは間違いなくあなたなのに ここが異世界をうつすガラスのよう メールも電話…

沙ゆ.
10か月前
3

花を呑む

咲いた花を呑み込んだ 君を傷つけてしまいそうだったから それがこわかったから、 なんて、 …

沙ゆ.
1年前
2

「それだけ」って。

君と歩いた夕焼け空の下 遠くを眺める君をみた海 僕の鼓動に馴染んだ君の音 どれも忘れられな…

沙ゆ.
1年前
2

ハッピーエンドは遠かった

ハッピーエンドはほんの少し遠かったみたい あなたとわたし、タイミングが違ったよね 歩いてき…

沙ゆ.
1年前
5

桜みたいな人

心ばかり冷たい冬に取り残されないように やっと待ち侘びた花月夜(はなづくよ) 「もうそろ…

沙ゆ.
1年前
5

「また明日」の毎日を 君と

背伸びした春 まばゆい光に浮かされて君に呆れられた日 こらえたなにかを隠したくて 君に背を向けた うまくいかないことが多いけど 君だけはそばにいてくれるんだね 駆け足にすすむ毎日に ほんのすこしの温もりを 君の声ひとつにまた泣かされちゃったりして 「また明日」の毎日を君と グレーが続く空 なんだか眠い そんな日は 僕にとって君は、あまりに綺麗だった 「見えなくなることに怯えないで」 君の言葉が揺れておちた まるでなにもかもを見透かされたみたいに。 駆け足にすすむ毎日