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ホロコーストの跡を追って通過収容所を訪ねてきた話

たまたまだけど45歳の誕生日にウェスターボルク通過収容所を訪ねてきた。

収容所についてはこちらの記事を過去に書いている。

今回は実際に訪ねてみての感想や写真をご紹介したい。


収容所の司令官が住んでいた家
ガラスに囲まれた家はそこだけ1940年から時がとまったようだ
食糧庫、じゃがいもが備蓄されていた
当時の貨物列車
ここからアウシュヴィッツに運ばれた膨大な人数を表現したブロック
絶望をあらわすレール
ここに運ばれた人々はどういう気持ちで日々を過ごしたのか
収容所から2キロにわたって続く枕木とそこに打刻されたアウシュビッツへの輸送記録

今回はレンタルサイクルで訪問したわけだけれど、収容所からの帰り道に通った道に2キロにわたり続く枕木がもっとも記憶に残った。

1942年7月15日 1132人を輸送
1942年7月20日 980人を輸送
1942年8月3日     1032人を輸送

といった記録が永遠とつづく。

そして合計102,000人がアウシュヴィッツに運ばれた。

ホロコースト。

なんて恐ろしい出来事だ。

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