Craft Design Technology / Kerry
「キャップ式のシャープペンシル」と聞いて、
皆さんはいったいどんなものを想像するでしょうか?
シャープペンシルをただの道具としてだけではなく、ひと手間かけ素敵な時間を過ごせるアイテムとして使ってみるのはいかがでしょうか‥
ということで10年ぶりくらいにnoteを綴ります。
実は先日のロンドンオリンピックに向けて、体を準備していたものですから。
何度か私の記事に目を通してくださっている方には、これが嘘であることが分かるはずです。
シンプルに私生活で ・妻の双子の出産 ・新居への引越し&コロナ ・職場が忙しい という過密スケジュール過ぎて忙しく、ご飯も食べられていませんでした。50キロくらい痩せました。
先日友人から「ナナフシに似てきたね」って言われました。
という冗談でこの記事を終わらせない為にも本題に移りたいと思います。
◇Craft Design Technologyとは
Craft Design Technology (以下CDT) は、
主に文房具のOEM生産を行っているブランドであり、元のプロダクトにはない独特な切り口でデザインを再構築したり、先鋭的なデザインやカラーリングの商品を多く手がけるメーカーさんです。
そしてそのCDTから出ているペンが本日紹介するこの「Kerry」ケリーです。
−Kerry ケリーについて
まずケリーについて軽く触れておきますと、
ぺんてるから発売されている「キャップ式のシャープペンシル」になります。
万年筆のように使えるシャープペンシル をコンセプトに、まるで万年筆のようなフォルムをしたコンパクトなシャープペンシルとなっています。
使用する際にはキャップを外し、ノック(カチカチ押す方です。野球部の顧問がするやつではありません。)側の後軸にポスト(キャップを付けることです。赤いやつではありません。)させ、そのままノックをすることができるという、
男の子心をくすぐられるシャープペンシルとなっています。
かくいう自分が筆記具にハマったのもこのペンがキッカケでした。
キッカケってカタカナで書くと今風でなんだかエモいですよね。
◇CDT Kerry
改めて、CDTケリーと通常のケリー 何が違うのかというと 「見た目」です。
カラーリングが白と銀というモダンなカラーリングとなっており、
胴軸のリングが格子柄からネジ切りタップのようなローレット加工のものが付いています。
あとは社名のプリントもCDTのものになっていたり、全体的にスタイリッシュな見た目となっています。
−製品の特徴
このシャープペンシルは本当に コンパクトながら非常に書きやすい です。
コンパクトである為重心の位置に依存する事なくサラサラとした筆記が可能です。
なお、ケリーは完全にキャップを外した状態でも筆記が可能であり、その状態だとこの写真のようにさらにコンパクトになります。
頑張れば口の中にだって入ります。
よってノックをする際も、かなり短い動線でノック出来ます。
かなりその辺りも重要で、ストレスフリーな物書きをしたい人には優先すべきポイントかと思います。
シャープペンシルを筆記する際には通常片減りを防ぐために回転させながら筆記をしますが、ケリーのクリップは長く筆記する手に干渉します。
しかしクリップ自体が角を取られ円の形状となっている為、干渉した際の違和感も感じづらいです。
ペン先の形状もとても美しく、流線状となっていて先端に向かうにつれ窄む形状です。
これにより視認性も良く筆記する際の邪魔をしません。
ガイドパイプは2mmと丁度いい長さ。
個人的には4mmよりも好きです。
◇まとめ
個人的にこのペンはデザインもさることながら、Xで知り合った知人からプレゼントをしていただいた品であり、すごく思い入れのある一本となっています。
みなさんも是非手に取ってみてください。
次回は久しぶりに筆箱紹介の記事を書いてみようかと思っていますが、恐らく次回のオリンピックの時期になることでしょう。