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31歳、舌がんになりました。



2023年夏

異変に気がつく31歳の誕生日

異変に気がついたのは、2023年の誕生日だったと思う。主治医の先生には、8月って教えた気がするけれど……。いま思うと、もう誕生日前後には異変があった。当時は、舌がんだったなんて予想はしていない。ただ、なんとなく「舌が痛い気がする」って違和感があった。
思えば、2023年の誕生日は「ただのノリ」で自宅から30分ほどの場所にある海水浴場に遊びに行っていた。どうしても、アーシングをしたかったからだ。なぜ、そう思ったのかはわからない。だけれども、「アーシングしてきて」って直感が降りてきた。

アーシングって、何って疑問に思う方もいると思うので、意味を以下に書く。

アーシングとは、靴下や靴を脱いで素足で直接大地に触れるという健康法。

今注目のアーシングとは?効果や仕組みを知って健康になろう!

そのときは、とにかく「アーシングして」って降りてきた。ちょうど、暑かったのもあって子どもに水遊びをさせるついでに行こうって理由から海水浴場へ行った。 

その帰りに、近所のスシローに行った。誕生日だからって、マグロの8貫寿司を頼んだのかな。食べている最中に、「なんか痛い」って思った。気のせいなのかな……って思いつつ、色んなお寿司を食べていたけど、いま思うと始まりはここだったのかもしれない。主治医には、8月って嘘をついてますが…。

よさこい祭り

数週間後、よさこい祭りを見に行った。恥ずかしながら、高知に住んで6年位経っていたけれど、生でよさこい祭りをちゃんと見たのは、実は去年が初めてだったりする。
お目当てのチームをいくつか見ながら、中央公園にある出店で色々と買い食いをしていた。
そのときも、「なんか痛いなあ」って思いながら食べていました。いまなら、この時点で耳鼻科なり歯医者なり行くべきだったなって思う。しかし、口内炎よりも口角炎ができやすい私にとって「舌の裏を見る」って考えには辿りつなかった。当時は、ただのストレスかなって思っていた。それは、インターネットで「ストレスでも舌が痛くなる」って書いてあったから鵜呑みにしてしまった。思えば、このときに行けば何か変わったのかなって今でも思う。

お盆と突発的な計画

お盆になっても特に症状は変わらなかった。時々痛む程度の、「ストレスなんだろうなあ」くらいの痛みだった。口内炎より口角炎ができやすい体質だったから、「舌をよく観察する」なんて考えには至らなかった。数年前に、白板症の疑いで口腔外科に紹介状を持って診察してもらったのにな…。この件に関しては、主治医の先生も知ってる。なのに、私は何も疑問に思うこともなく「舌が痛いのはストレス」って思っていた。
お盆のときに、突発的に「来週末、大阪に野球観戦しに行こう」ってことになった。個人的な目的としては、野球観戦よりもサンエックスの展覧会だった。

舌の痛みと球場グルメ

大阪に行く日でも、舌の痛みは変わらず。京セラドームで、いてまえドッグとたこ焼きを食べたのかな。これを読んでる方は、予想できると思いますが案の定痛かったです。でも、食べる度に痛いってわけじゃなくて、ちょっと食べると痛いを繰り返していた。たまたま、DMMで配信されている千葉ロッテマリーンズのドキュメンタリーに観戦に行った日の映像が使われているんだけど、「もうこの日にはがんだったのか…」ってちょっと悲しくなったりする。


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