ハーフエルフは愛が欲しい(第五話)
わぁ〜!!二人は感動して思わず声を出した。
湖の周りに蝶々がヒラヒラと飛び交いながら美しい羽を太陽の光に照らされて反射している。そして水草の葉っぱに乗った青蛙がゲコゲコ鳴いている。
アーニャ
『では!お弁当を食べよう!お父さんそこそこ
有名なパン屋だから口に合うと思うよ!
食べて食べて!って、あっお父さん私の嫌いなトマト入れてる〜。もう!いらないって言ったのに。』
アイ
『ありがとう!お父さんにお礼言っといて。それとトマトは体に良いから食べようね。
いただきます。』
アーニャ
『いっただきまーす!』
アイとアーニャ
『美味しい。』
二人は顔を見合わせてふふっと笑い、そして大声で笑った。
アーニャ
『あー満足満足。もう入らない。五分寝る。』
アイ
『こんな所で寝たら風邪引くよ、それに危険じゃない?』
アーニャ
『だいじょーぶ、いつもここで昼寝してるもん。』
アイ
『、、、』
アイは考えるのがバカらしくなり寝る事にした。
二人は昼寝をし、スッキリとした顔つきの軽やかな足取りで家に帰ったのであった。
続く
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