ぬん
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すべてを捨てて東京へ逃げてきたあの日の朝とよく似た、気持ちのいい朝だった。さっきまでの地獄と地続きだとは信じがたい穏やかな風が吹いていた。 四年前の夏、私は始発の新幹線で東京へ向かっていた。窓に映る顔は青白く目はうつろで、絶望と諦観と少しの恋しか知らない人間のそれだった。これから新しい日々が始まる。とうとう自分の人生を生きることができるようになる。死に物狂いで切り開いた未来が目の前に迫っているのに、私は手放しで喜ぶことができなかった。 家を去るとき、玄関で二匹の犬を
念願の中之島美術館に行ってきた。調べてみるとモネ展が開催されていた。モネ展もこれまでに何度か機会を逃していたからちょうど良かった。スマホでチケットを購入するとき、嬉しくて飛び跳ねてしまいそうだった。 期待を膨らませながらはるばるやってきたのだが、それはもう散々なものだった。マーーーージでうるさかった。美術館ってあんなにうるさかったっけ?メインの目的は作品を見ることだけど作品を見ることだけが楽しみなのではなく、あの静寂の中で時間を忘れてじっくり作品に没頭し、鑑賞後に五感と
展示の特色なのかもしれないけど、今日行った展示で初めての経験をしたから直後にスマホのメモに感想を書いたのね、でね、こんな威勢の良い日記書くこと滅多にないからせっかくだしnoteに載せようかと思ったんだけど、普通にがっつり悪口だから迷ってる!これを言うためだけにこの機能使いました