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廃墟と化した古城の壁は思ったより高かった

本日は天気も良く、お昼に少し散歩して公園でぼーっとしました。
製品販売開始から1ヶ月が経ち、まだまだ認知が無いです。営業していても筆記補助具への理解が難しいのが現状です。

文字が書ければ持ち方なんてどうでも良い!

みなさんはどうですか?私は痛いぐらい理解できますし、それに対しての自分なりの答えを持っています。
「腕法(わんぽう)に定法(じょうほう)無し」という言葉があるらしく、筆記具を使って描く時の腕の構え方に決まりはないとの事だそうです。
このお話をされた方は、書くことはこの先無くなるとお話しされました。デジタル化が進みキーボード入力や音声入力が主体になり筆記は不要になる。
だから文字が書ければなんでも良いという考えだそうです。

なるほど….。

確かにデジタル化は進み、仮想空間でのビジネスも広がっていきますし、科学技術は思ってもいないスピードで加速すると思います。
だからこそ学ぶ事に必要な筆記を重要視している事や、指先の力加減を身に着ける事で脳の発達に影響を与える事などもお伝えしました。
それでも筆記補助具を理解していただけません。
その方は、「苦労するくらいなら効率が良く楽な道を選ぶ」考えだそうです。
確かにその考えは、確実な利益を得られる方法だと思います。
この方は、学びに対して否定的ではなく効率化を行い確実に身に着け活かすという考えをお持ちです。それも答えの1つです。


持ち方なんてどうでも良い?

私の答えは確かにどうでも良いと思います。
ただし「書ける・描ける」事だけであればです。

趣味でギターを弾いていますが、始めた頃に楽器店の店員さんにピックの持ち方をよく注意されました。その頃は「弾ければどうでも良い」と思っていました。月日が経ってから店員さんに器用な弾き方するねって言われました。
「フレーズごとにピックの持ち方を変えてるの?」
その頃は無意識でしたが、今は答えられます。音の強弱やコピー元の音に近づける為に、力の入れ方を調整する為に変えてます。たぶん私だけではないと思います。ギターを弾くのではなく曲を演奏する事をした結果、身についたのだと考えています。なので正しいピックの持ち方でも弾けますし、変な持ち方でも弾けます。曲を演奏できるのであれば持ち方なんてどうでも良いです。

筆記具も同じです。「学ぶ事・表現」ができるのであれば、どんな持ち方でも良いと思います。
ただ多くの先人達が「平等な教育」というものを確立し、集中力・正確な操作・長時間使用時の疲れの軽減を考えたきた中で、「効率よく成果を出す」方法が「三指握り」なのだと思います。
先人達が未来の人達へ正しい筆記の持ち方書く・描く事が目的ではなく、学ぶ・表現する事が目的だと残してくれた「効率の良い方法」なのだと私は考えています。



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