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【展示記録10】また、梅雨がきて

このnoteは、ちょうど1年前に開催したチームアートボラというグループでの合同展の中で感じた気持ちを忘れないために始めたものです。文章にし始めたのは、半年経ってからでした。

1年経って思うことは、やっぱり心の中のことは忘れてしまうということ。

もちろん、第2回の企画がこのご時世で中断していることも原因のひとつかもしれません。でも、また開催したからって、あんなに濃い半年間を再現できはしないと思うんです。

合同展当日のDFGにて

今回は締めくくりに、その裏であったことについて少し触れておきます。

私は当時、雑誌編集の授業を受けていました。
お遊びの小冊子ではなくて、私たちの学科の全学生、そして同学科を受けようとする高校生に読まれるものです。編集者として、プロのデザイナー、カメラマン、校閲者の方々と対等なお付き合いを重ね、最後は印刷所と何度もすり合わせをしながら制作していきました。

取材アポイントからインタビュー、カメラマンへの指示、記事レイアウト、デザイナーとの打ち合わせ、そして原稿のライティングと、慣れない作業に右往左往する日々でした。特にお金も貰えないのに、謎に頑張ってた。

しかもなぜか、他の学生の取材に同行しなければならないまとめページの担当やら、必ずしも必要ではないフィリピン人の方への取材交渉やら、無駄にでしゃばったりしてました。

そんな中進んでいた合同展の企画。主催的な立場で個性溢れまくる10名をまとめ、さらに出展する作品も作って。苦しかった記憶の方が大きいです。恋人ともいろいろあったよな。

それでもゆるりと続けられたのは、合同展の仲間が大好きだったからでした。最高の時間を過ごせたこと、めちゃくちゃ感謝しています。

盗撮されたやつ

まだまだ書き残したことはありますが、とりあえずチームアートボラ合同展、第1回の記録はここまでにします。

みんなとワイワイものづくりできる日が一刻も早く来ますように!

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