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キャッシュイズキング

こんばんは。











山本一郎さんのnote見ました。
面白かったです。




家賃棒引き嘆願あったんですね。
商売やってる癖に知らなかったです。




コロナが流行し始めてはや一年。




コロナの影響はモロではないですが、多少あります。
空き部屋が埋まらなかったり、独立失敗した方の退去があったり。
兎に角空きが出た後に埋まりづらい事態が発生していて、退去にはヒヤヒヤしています。




それと駐車場を隣の飲食店に貸してますが、緊急事態宣言ごとに賃料の遅延が発生してます。




緊急事態宣言中、朝イチケータイに電話があり、この世の終わりのような声で、…払えないのよと言われた時はその日一日暗い気持ちになりました。ええ。




若く世間知らずな私は、はあ、大変ですね、遅れてもいいですよ、なんて言ってしまったんですけど、その後母に何言ってんだ、と怒られました。




山本一郎さんの記事にも繋がりますが、多分飲食店と同等かそれ以上に不動産業界には何の支援もないので、家賃棒引きとか支払い遅延とかに、はい、いいですよ。なんて絶対言えません。




ごめんね、お客さん来なくて家賃が払えないの…来月まで待ってもらえるかしら…バイトの人を辞めさせるわけにもいかなくて、お給料は払ってあげなきゃいけないし…




と言われ、つい情に流されてしまったわたし。




すると母が、




お客さんが来なくて大変なのはわかるけど、飲食店と大家、お互いやってる商売が全く違うんだから、うちには関係ないことなの。共倒れになるわけにはいかないし、賃料が払えないなら、出て行ってもらう、それしかないのよ。




と、大変ドライな発言。
ただそれは正しいのでした。
(梨泰院クラスのおばあさんみたいだぜ)




というわけで、1ヶ月の遅延はいいけれど、振り込まれなかったりした場合は、退去でお願いします、と電話をかけ直しました。




まあ昔馴染みの方なので、それ以上の遅延はなく支払われていて、今のところは問題ありません。




ただご本人が高齢なのと、緊急事態宣言が出てすぐ遅延が発生したあたり(こちらへの甘えもあったかもしれませんが)、遅かれ早かれ商売が終わる可能性もあるので、次の借り手を探すよう水面下で動いたり、何か対策を考える必要があります。




ただやはり、こういう未曾有のことは、大体10年に一度くらいは必ずあることで、100万くらい現金が手元にないと、めちゃくちゃ怖いですね。




100万では商売を維持させられませんが、ホームレスになるとか、食べるものに困るとか、そういう事態は当座避けられます。




岡山と2拠点生活を始めて思ったのは、100万くらい持ってれば、都落ちでも何でもして、とりあえず家借りたり飯食ったり寝たりは半年くらいできて、その間に仕事探すなり何なりできるから、パニックにならずに済むな、ということです。





やはり、自転車操業だとこげなくなった時に倒れてしまう、、、




今また2度目の宣言下で、飲食店に補償金がドバドバ注ぎ込まれてますが、本当に危機に瀕している優良飲食店もあれば、潰れればいいんじゃない?的な飲食店もあり、その全てに公的なお金が入ることには怖さもあります。




なんか、自然の摂理に反している気がしてます。ほっといても潰れるところがゾンビになってる感じ。




ようするに、母の言うところの、払えないなら出てってねがフツーですよね。




それは助け合いとは違う気が。




しかもまたまた膨れ上がったこの国の借金誰が返すの?って話で、、、、




ハイパーインフレにでもして、借金チャラにするんですかね?笑




とにかく考えるには途方もない規模と金額なので、もうどうでもいいや、という心境になってしまいます。




そういう意味でも、自分を守ることしかできないので、当座暮らせるだけのキャッシュを持ち、余ったお金は、現金以外のもので運用するしかないかなと思っています。




本当の自己責任の時代が完全に到来している、、、




それでは。

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