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そんな終わり、そんな始まり

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オリジナルBL小説『そんな終わり、そんな始まり』まとめ
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記事一覧

そんな終わり(前)(pixiv_2016年3月6日投稿)

駅から高校まで、バスで20分かかる。 早めに乗ったバスにはまだ同じ制服は乗っておらず、い…

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明
12日前
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そんな終わり、そんな始まり6(pixiv_2016年2月27日投稿)

「これから向かいますけど何か買っていくものとかありますか?」 平日の仕事終わりに電話を掛…

明
2週間前
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そんな終わり、そんな始まり(諫山過去話)(pixiv_2015年12月11日投稿)

自己評価としては、人見知りで口下手。 人と話すのは好きだけれど、引っ込み思案で初対面の人…

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明
4週間前

そんな終わり、そんな始まり4(pixiv_2015年11月21日投稿)

「今度の週末で、三ヶ月、ですね」 「あぁ、」 いつものごとく個室で向き合って夕飯を食べてい…

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明
1か月前

そんな終わり、そんな始まり3(pixiv_2015年10月31日投稿)

「何か映画とか見たいけど、テレビで何やってる?」 夕飯も済み、風呂にも入り終わってのんび…

明
1か月前
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そんな終わり、そんな始まり2 R-18(pixiv_2015年9月14日投稿)

「…あの、」 「んー?」 誰も居ない広い道路沿いをふらふらと前を歩く背中に声を掛けてみる。…

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明
1か月前

そんな終わり、そんな始まり(pixiv_2015年8月11日投稿)

通い慣れたバーの扉を開くと、カウンターで一人泣き潰れている男が居た。 顔見知りのバーテンダーが人懐っこい笑顔でそれを静かに聞いている。 目で「大丈夫か?」と問いかければ笑顔で頷いたのが見えた。 一つ椅子を挟んで左隣に座り、注文しなれた酒を頼む。 作ってくれている間、腕を組んでカウンターに凭れ掛かるようにしながら泣き潰れている男を見た。 上背は結構ありそうだ。 身なりも悪くない。 黒くそこまで長くない髪も清潔感がある。 すっと出される酒に手を伸ばし、こんな男がこんな泣き方するな

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