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物件確保のやり方 Ye Malthouse の場合

Ye Malthouse の場合は、申し込みは2番手でした。1番手は整骨院と聞いています。
もし貸主だったら、音や臭いがない整骨院にしたいと思います。
ここで事業計画書の出番です。
融資の申し込みにも必要なので予め用意してあり、イメージ図と一緒に提出しました。
また、街を活性化させる意気込みや考えられるツテやあらゆる手段で1番手を掴みました。
場所としては当時はあまり良くないし、賃料も高いなと思っていました。今とは違い、飲食店もあまりなく、シャッター商店街というのが正直なところです。
ただ、中目黒という街の今日にいたるまでの発展はもちろん想定しており、あの時に借りておけて良かったなと思います。

駅から徒歩5分の商店街の真ん中らへんの10坪弱の路面店。商店街は一方通行でまあまあ広い道です。1番の魅力は築98年の長屋で、2階の天井の梁がすごく立派な事。
2階の床を抜いて、天井高6mの狭いけど圧倒的な空間を作ろうと考えました。

全てを事業計画書に盛り込みたいところですが、2階の床を抜くとか大掛かりな相談事はひとまず置いておいて、誰に何をどうやって売るかを出来るだけ細かく書くのが計画書です。貸主にも何がしたいかがわかるように丁寧に書きました。

物件自体を見つけたのが不動産屋さん巡りを含め探し始めてから約半年、2012年11月に申し込みを入れて、確か12/25にお茶の水の現場の喫煙所で貸主からのOKが出たとの連絡を頂き、興奮した覚えがあります。

まだまだ本物のブリティッシュパブを目指して生きます!