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『雑談』を後ろの席から盗み聴き

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Podcast『となりの雑談』を聴いて思ったことや感じたことを、『脳外上場』するためにnoteに書き出しているものです。 タイトルの「盗み聞き」を「盗み聴き」に変更しました。
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『雑談』を後ろの席から盗み聴き はじめに

はじめに最近(2024年のはじめころから)聴き始めたPodcast『となりの雑談』。 「雑談の人」サクちゃん(桜林直子さん)とジェーン・スーさんの雑談番組。 聴き始めると自分の身に覚えのあることが、そこかしこに潜んでることに気づく。 特にサクちゃんの語るエピソードに思い当たることが多々あり、自分のことを考えるきっかけ・ヒントがたくさんあった。 思い当たる節が多すぎて、「消化」が追いつかず何度も繰り返し聴いている。 最新エピソードまで3巡は聴いた(2024年4月現在)。気

『雑談』を後ろの席から盗み聴き EP.75「やるしかないっ」を聴いて

 あっという間に1週間が過ぎてしまい、過去回のことがなかなか書けないでいるうちにEP.75が配信されて、どんどん後回しにしちゃってる。(せめてEP.7と8はなんとかしたいんだが。) 自己管理が成功すると自己肯定感が上がる  実はワタシもサクちゃんと同じように、EP.74でスーさんの「自己管理」という言葉を聞いた時にちょっと違和感があった。やはり「管理」という言葉を使うと、「禁止」「監視」「監督」「統制」や「自分に厳しく」といった『縛り』のメッセージを多分に発してしまうから

『雑談』を後ろの席から盗み聴き EP.74「敵はやった感なり」を聴いて

前記事(EP.72を聴いて)を書いたもののやっぱりどこか消化不良で、ずっと考えていたところに"EP.74「敵はやった感なり」"でスーさんの『自己っていうものの輪郭をはっきりわかることが先なんだよね』との言葉が出てきたので、ちょうどいいと思って(まとまってるのかは疑問だが…)ちょっと書いてみる。 縄張りモデルの拡張基本のモデル  前記事で世界をどう捉えているかを「縄張りモデル」で説明しようとしたけれど、何かしっくりこないまま疲れてしまって途中で放り投げてました。  続けて考

『雑談』を後ろの席から盗み聴き EP.72「手前の手前の手前」を聴いて

 前回のEP.71がワタシにはちょっとヘビー(笑)だったので、「EP.7を聴いて」が書けないままに1週間が過ぎて、またも重めのEP.72が配信されたしまった…。  なのでこっち(EP.72)を優先して書いてみた。(苦笑)  EP.70からの「同一収録シリーズ」での話題は主に『された人・してもらった人』。今回も『された人・してもらった人』のはなしがメイン。 された人・してもらった人  『された人・してもらった人』は、自分が経験したことを受動的に捉える人で、極端にいうと「私は

『雑談』を後ろの席から盗み聴き EP.71「反応で生きること」を聴いて

 前回の配信(EP.70)の続きを早く聴きたいと心待ちにしていた5月21日(火)の20時過ぎ。  ダウンロードしてEP.71を聴き始めたところ…、  アレ?「虎に翼」の米ちゃんの話題を起点に「されたこと・してくれたことで(世界を)見ている人」のことに話題が変わってる…。前回の解説の続きはないのか、とちょっとがっかりしてお二人の話の内容が全然頭に入ってこない。(苦笑)  聴取二回目(以降)でまあまあ理解はできたのだが、後半(10分過ぎ)の部分がどうにも腑に落ちないというかピント

『雑談』を後ろの席から盗み聴き EP.5「冬の怒りにバブ」 を聴いて

 前記事でもちょっと書きましたが、『となりの雑談』のEP.1からEP.4がひとまとまりのシリーズになっていて、ワタシはこれを勝手に「第一収録シリーズ」と呼んでいる。1回の収録分で構成されていると推測できるから。  この「第一収録シリーズ」をワタシ流に簡単にまとめると「『地獄のあみだくじ』ってあるよね。でも『地獄のあみだくじ』から抜け出す方法はちゃんとあるよね。」ってハナシじゃないかと。  そして、EP.5からEP.8が「第二収録シリーズ」になっている。これも簡単にまとめちゃう

『雑談』を後ろの席から盗み聴き EP.70「はて?から広がる世界」を聴いて

 エピソードを配信された順に消化していこうとEP.5〜8(この4つが同一の収録だと思われるので)を繰り返し聴いていたところに、最新の "EP.70" が配信された。(EP.70は2024/5/14配信開始)  何回も繰り返し聴いてみたけれど、どうにも理解できないところがあり、あれこれ考えてみたので、急遽順番をすっ飛ばしてこれを書いています。せっかく考えたことなので忘れてしまわないように、と。(5/15の朝にEP.70を聴いて、一日中考えてた気がします。) 朝ドラ『虎に翼』

『雑談』について思うこと

 Podcast『となりの雑談』の方は、EP.1~4で話題の区切りがついているので、ワタシもちょっと道草。  『となりの雑談』とは関係なく、一般的に「雑談」と言われるものについて、ワタシのことを書いてみる。 雑談は苦手  実は『雑談する』のは苦手。聞くのは問題ないんだけと、話せない。 なので、『となりの雑談』を聴き始めたってこともある。「Over the Sun」でスーさんが、別の『雑談』番組をやってると言っていたのがきっかけ。  聴き始めると、サクちゃんの話に「わかる!

『雑談』を後ろの席から盗み聴き EP.4「地獄のあみだくじ」を聴いて

 この記事"EP.4 「地獄のあみだくじ」聴いて"を書き始めたら、思ってた以上に悩まされ、思ってた以上に長い文となってしまいました。ワタシにとっては結構重要なエピソードであったように思います…。 サクちゃんの「実験」  EP.3 に引き続いてオープニングで語られている、サクちゃんの「クリエイティブ素直(後天的な素直)になれるんじゃないかな実験」について…  『どうやって?(How?)』(=手持ちの少ないカードの中からいいと思うものを選ぶ)という今までのやり方をやめて、

『雑談』を後ろの席から盗み聴き EP.3「イン・ザ・泥」 を聴いて(その2)

 前記事を書き終わった後も、やっぱり気にる点がいくつかあって、何度も配信を聞き直したので、"EP.3「イン・ザ・泥」(その2)を聴いて"として書いておく。 気になったコトバ 味集中システム 「イヤだ」という気持ちと「疑う力」 最後には「幸せになりたいか?」っていう問いしか残んなかった スーさんの「泥の中」についてのはなし 味集中システム  語られている二つの『味集中システム』の違いについての自分の理解は次のとおり。  望んでも得られないことが常である、それが自

『雑談』を後ろの席から盗み聴き EP.3「イン・ザ・泥」を聴いて

気になったコトバ 『土組』とか『泥組』とか 自分を守ってきたことが、結局「呪いになっていた」って気づいた時の"ガビーン!"ったらないね。 泥の中でジャンプはできない。沼にはまる。 「ネイティブ素直」と「クリエイティブ素直」 『土組』とか『泥組』とか  ワタシも『泥組』のメンバーであることは、まあ間違いないことだとは思っているが、サクちゃんとは『泥のタイプ』が違っている。 サクちゃんタイプは…  自分は「アレが欲しい」と思ったとしても、どうせそれは手に入らない境遇

『雑談』を後ろの席から盗み聴き EP.2「脳外上場」を聴いて

気になったコトバ 「雑談」と「脳外上場」 お気に入りの傷を触り続ける ジャッジされるのはイヤ! お金を払って話すのは気兼ねなく話せる 泥話 諦めの呪いを「許可」で解く方法 「雑談」と「脳外上場」 サクちゃんの「雑談」とスーさんの「脳外上場」は同じことで、自分の考え・思いを喋ったり書いたりすることで自分の(脳の)外にいったん出すこと。 ・自分の考えに風をあてる・風を入れること。(by スーさん) ・自分の考えを机の上に並べて眺めること。(by サクちゃん) この

『雑談』を後ろの席から盗み聴き EP.1「インナーサンボマスター」を聴いて

『雑談の人』サクちゃんと雑談してみたい。 一通り番組を聴いて(2024年4月現在、最新エピソードまで3巡ばかり聴いてますが… 笑)思ったことがこれ↑。とりあえずここに書いておく。 さて、となりの雑談 EP.1「インナーサンボマスター」を聴いて思ったことであるが…(実はタイトルにある"サンボマスター"のことはほとんど知らないので、そこはスルーする。笑) 気になったコトバ 「信じる力」と「疑う力」 「ホントかな?」 『世界は夢組と叶え組でできている』 「信じる力」と