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『雑談』について思うこと

 Podcast『となりの雑談』の方は、EP.1~4で話題の区切りがついているので、ワタシもちょっと道草。
 『となりの雑談』とは関係なく、一般的に「雑談」と言われるものについて、ワタシのことを書いてみる。



雑談は苦手

 実は『雑談する』のは苦手。聞くのは問題ないんだけと、話せない。
なので、『となりの雑談』を聴き始めたってこともある。「Over the Sun」でスーさんが、別の『雑談』番組をやってると言っていたのがきっかけ。
 聴き始めると、サクちゃんの話に「わかる!」、スーさんの話に「そうなんだ!」となる。(つまりワタシは「土グループ」の住人。)今までに全エピソードを3巡くらい聴き、毎週の新しい配信を楽しみに待っている。


『雑談』の何が苦手?

 さて、いったい『雑談』の何が苦手なのかを書き出してみる。

  1. "その場に当てはまる"の意味でも"どうでもいい・いい加減"のどちらの意味でも「適当」な話題がパッと出てこない。(つまり雑談ネタに困る。)

  2. 話されている話題について、瞬時の判断が難しく言葉に詰まる。

  3. 相手に対して迷惑をかけているのでは?という遠慮(?)がある。(自分の話なんて、聞いてもらっても面白くないんじゃないか。)

  4. いったん口に出してしまうと言い直しや訂正がし辛い。

  5. 後であれこれと後悔する。

  6. 周りの人が話を聴いていないか気になる。

  7. 総じて疲れる。


なぜ苦手?

 次になぜ苦手なのかを上記の各項目について考えてみる。

1.「適当な話題が出せない」
 自分の考えを口に出したり自分が話題を提供しても、それが相手が気に入らなくて嫌われるのが怖い。
 だから安易に話題を出せない。

2.「瞬時の判断が難しい」
 嫌われないように、相手に忖度して自分の言葉を変えようとする。(ウソや当たり障りのない言葉にすり替えたくなる=元々の自分の考えではないものを捻り出す。)
 だからあれこれ迷ったりして瞬時の判断ができなくなる。

3.「迷惑なのではという遠慮がある」
 ワタシの話なんて面白くない、ワタシのために時間を使うなんて無駄じゃないか、という思いがどうしても出てくる。面白くない話を聞かされた、無駄な時間を使わされた、といった理由で嫌われるのが怖い。
 だから話しをするのに躊躇する。

4.「言い直し・訂正が難しい」
 いい加減なことを言ったのか、間違ったことを言ったのかと非難・断罪されるのが怖い。また、間違いに気づくと、「間違った」ということに気を取られ、焦ってしまい言葉を選べなくなる。
 結果として、言い直し・訂正すること自体を躊躇する。

5.「後悔する」
 あんなこと言わなければよかったんじゃないか、こう言えばよかったんじゃないかと、後悔する。これも嫌われないか、という恐怖心からくる思いがある。
 しなければよかった、という思から、次からはあまり話さないでおこう、という行動をとることになる。

6.「周りが気になる」
 周りの人が聞き耳を立てていて、ワタシのことをどう思っているかが気になる。全く知らない人に対しても、その人にどう評価(ジャッジ)されているかが気になってしまう。
 このため、関係ない他人ひとのいるところで話すのは避けたくなる。

7.「疲れる」
 1.-6.のことがギュッと詰まってやってくるので、精神的にかなり疲れてしまう。
 疲れるのは「イヤ」なので、『雑談』するのが「イヤ」になる。

 結局は、"EP.4を聴いて"にも書いたとおり『拒絶されることへの恐怖心』が根底にあるわけである。そしてそのことに疲れてる…。


「書く」のはまだマシ

 一方で「書く」ことは、話すことに比べて苦手意識は少ない。(あくまでも相対的なもの。自分の考え等を表明すること自体が全般的に苦手。)

 では、どこが『雑談』と違うのか。

  1. じっくりと考えることができる。

  2. 書いた後に、見直す(書き直す)ことができる。

  3. 考えをみえる形にすることで整理ができる。

  4. 考えすぎてしまうという面もある。

「話す(雑談する)」と「書く」はどう違う。

 「話す」と「書く」はワタシにとってどう違っているのか。

1. 目の前に相手がいる「話しをする」という状態では、すぐに話さなければ・言葉を返さなければ(そうしないと嫌われる)というプレッシャーがある。一方で「書く」という行為は、目の前に相手がいないので、じっくりと考えることができる。

2.  一旦書き出した後に、読み返すことで自分の思い違いや表現の不味さ等があっても気づくこと(推敲)ができ、真意を伝えられる。間違ったことを話した場合は、前述のように訂正するという行為そのものに躊躇してしまう。

3. サクちゃん・スーさんもよく言っていることだけれど、いったん外に出すことで、自分の考えや感情を整理整頓でき、伝えたいことをすっきりとまとめることができる。

4. 一方で、書き出すことで「あーでもない、こうでもない」と考えすぎてしまう点があることは否めない。


まとめると…

 「拒絶されることへの恐怖心」からリアルタイムで色々と処理しないといけない『雑談』は苦手である、ということか…。
 とはいえ、誰かと話したいという欲求がないわけではなく…。


 ( ´ー`)。о(サクちゃんとなら話せるかもね…。
 ( ´ー`)。о(知ってる人[知人・友人・家族]ではないけれど、全く知らない人でもない。
 ( ´ー`)。о(しかも「お金を払ってるんだから」というのはいい言い訳になるし。←これ、スーさんもどこかのエピソードで言ってたな…。


 ( ´ー`)。о(しかし、既に累計1000回以上も『雑談』してるサクちゃん、目の付け所がスゴイな!

#となりの雑談

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