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ふりかえる(後半)

※ 直接的でセンシティブな表現が含まれます。

心の傷はまだ治っていない。
と、書きました。

うつ病はよく、心の風邪とか、心の骨折と言われますね。
診断を受けてから、自分の病気について知るために精神疾患の本を読んだりしていますが、精神疾患は目に見えないからわかりにくいというのはよくある話ですね。

だから理解してもらえない苦しさとか、そういうものもよく描かれています。

心の状態を、わかりやすいような身体の症状に例えて考えてみるのはとても良いと思います。
わたしの母も、よくそのようにして理解しようと努めてくれています。

わたしは、今の自分の状況を理解してもらえるなんて微塵も思っていませんが、理解しようとしてくれている姿勢が伝わった時、とても救われた感覚になります。

理解はしなくていいから、理解しようとしてくれるだけでいいなって、
そう思います。
今は体調が悪くて話すことができなくても、感謝の気持ちが湧いているし、元気になったら必ず伝えたいと、そう思います。

話が逸れてしまいました。診断に至るまでの経緯ですが、
わたしがこのような大きな出来事を経験してから、
診断を受けるまでに7~8ヶ月がかかっています。

自殺未遂をしたことが兄に知られたとき、
涙を流しながら「病院に行ってくれ」と言われました。

わたしは当時、自分に精神科受診の必要があるなんて思っていなかった。
だけど、わたしが死のうとした事を知って涙を流す人がいるんだということを目の当たりにして、行ってほしいと言われて、はじめて「行ったほうがいいのかな」という気持ちにはなりました。

正直なところ、病院に行ったところで救われないだろうなっていう気持ちが
あったのではないかなと思います。

でも、死にたい気持ちは楽なものではないし、できることなら無い方がいいから、なにか役立つ情報が得られるかなと思って、
ネットで病院を検索して電話をかけてみました。

しかし、どこもかしこも予約が取れないのです。
新患の制限がかかっていたりなんだりと、そのうち私にも普段の生活が
戻ってきて、予約を諦めたのでした。

ですが、やはり気分の波は訪れて、
去年の12月に、やっと1か月後の予約がとれたのでした。

そうして、病院で今までのことを話した結果、
わたしには双極症Ⅱ型という診断がされたのでした。

それから職場をしばらくお休みすることとして、
2が月少し経ったところです。

まだまだ気持ちには余裕がありません。
ひとまずこんな感じでまとめておくこととします。

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