Cookpad Summer Internship 2021 10 day Techコースに参加しました!
はじめに
こんにちは,naaです!
今回は8月下旬にCookpad Summer Internship 2021 10 day Techコースに参加した際の感想やインターンでの成果物を紹介します.
きっかけ
ジースタイラスの逆求人フェスティバルにて面談をさせていただき,その後インターンのお誘いをいただきました.
データサイエンティスト・アナリスト志望の私が,なぜエンジニア向け開発インターンに参加したのか,参加目的はこんな感じです.
・クックパッドのサービス開発のプロセスを学びたい
・クックパッドの雰囲気を直に感じたい
・リサーチエンジニアの方とお話ししてみたい
・エンジニアとして将来データに関わる仕事をする可能性の検討
今回最大の参加目的は,一番上の「開発プロセスを学びたい」です.
面談の際に「顧客目線で何かサービスに関わりたい」と私が思っている部分がクックパッドにフィットしているというお話を聞けたので,実際にどのように顧客目線のサービス開発をしているのかを知るいい機会をいただけました.
インターン概要
今回のインターンHPはこちらになります.
具体的な内容は,クックパッドのテックブログに詳しく書かれているのでこちらを参照してください.
インターンの概要:
10 Day Techコースは、前半5日間が講義形式、後半5日間が実践形式でした。 前半は技術講義とサービス開発講義の2本立てです。 後半はOJTプログラムとPBL(Project-Based Learning)プログラムのそれぞれに分かれて、サービス開発の実践に取り組みます。
後半のプログラムについては,私はPBLに振り分けられたのでPBLプログラムに参加しました.
後半のプログラムはオンラインと出社を選ぶことができましたが(前半は全員オンライン),緊急事態宣言中に関西圏から関東圏に行くのは憚られたので,私は後半もオンラインで参加することにしました.
前半:講義形式
内容については,こちらで詳しく書かれているので省略します.
1日目から4日目はとにかく初めて触るものばかりで,講義についていくのに必死でした.基本課題と応用課題があったのですが,私の実力では基本課題を終わらせることですら厳しかったです.
他の人が課題をどんどん進めていく中で,自分はこんなところで詰まっているのかと心が折れそうにもなりました.インターン参加者の中でも最弱であることを自称していたのにも関わらず,実際にそれを目の当たりにするのは正直辛かったです.
そんなよわよわな私でも課題を進められたのは社員さんのサポートのおかげです.
課題を進めている間は自由に社員さんに質問できるようになっていたので,最大限に活用して教えていただきました.インターン参加者の中で一番社員さんにお世話になったと自負していますw
せっかくインターンに参加しているのだから,「変なプライドは捨てて,考えてもわからないことはどんどん質問すべき」だと痛感しました.
さらに,毎日提出していた日報では社員さんからコメントでたくさん励ましてもらいました.本当に本当に救われました.
この4日間では知らない技術に触れることができ,フロントからIOS,サーバサイドにインフラと包括的に学ぶことができました.おそらく独学ではここまではできなかったと思います.非常に貴重な経験をさせていただきました.
そしてこの期間を通して,自分ができないことを受け入れて,他人と比べずに自分がどれだけ成長できるのかにフォーカスを置けるようにもなりました.マインド面でも成長した気がします.
5日目はサービス開発講義で,クックパッドのサービス開発に対する考え方や開発プロセスを学び,実際にグループワークも行いました.
このサービス開発講義は今回のインターンの最大の目的であり,非常に勉強になりました.サービス開発について体系的に学べる機会は滅多にないため,これも非常に貴重な経験でした.
後半:PBL
後半のPBLでは前週のサービス開発講義の内容を元にして,実際に個人でサービスの開発をしました.
「一人暮らしの料理」に関する課題を見出し、それを解決するアプリケーションを提案、実装・デプロイしきる、という工程を5日間という短い時間でやりきるというタイトなものでした。
PBLで私が開発したプロダクトを紹介します.
私は周りに一人暮らしの人がいなかったので自分の一人暮らしの経験をもとにサービスの構想を練りました.私は全く自炊をしておらず,その原因を探って考えてみたところ,自分一人のために料理を作ったりする諸々するのが面倒感じて無限にだらけてしまうということがわかりました.
もし誰かのためにだったら料理しなくもないなぁということで,
「誰かのためにご飯を作ってあげられるアプリケーション」
を開発しました.
そこで,
イケメン✨ヒモ男のためにご飯を作ってあげるアプリケーション
を開発しました.
アプリケーション名は「KUZUO」です.
設定した時間にKUZUOがご飯を要求してくるので,作ったご飯の写真をアップロードすることでKUZUOを養っていくというアプリケーションです.(心の綺麗な人にはイケメンに見えるはずです)
KUZUOにご飯をあげると(ご飯の写真をアップロードすると),こんな感じに喜んでくれます.
KUZUOを養っているうちにいつの間にか自炊ができているという仕組みです.
使用技術
使用技術としては,Next.js・TyprScriptで開発し,Hako・Terraformを用いてAWSでデプロイしました.今はインターン用のAWSのアカウントが失効したみたいなのでリンクが無効になってます.(また改めて自分でデプロイし直そうかと考えています)
Reactは触ったことがあったものの,Next.jsもTyprScriptもAWSのインフラ周りもこのインターンで初めて触りましたが,なんとか5日間で開発を終えました.
こだわったところ
・時間経過でKUZUOがご飯を要求したり怒ったりなど様子を変化させる部分の実装
・KUZUOのクズっぷり
時間経過でページを変える部分は他のインターン生の方にもアドバイスをいただきながらなんとか実装することができました.一番メインの部分なので実装できて良かったです.
また,クズであればあるほど優しくされた時の嬉しさが増し,より習慣的に養うことができると考えてKUZUOのクズさにもこだわりました.設定した時間にご飯を用意しないと機嫌が悪くなり,ご飯を作らないと怒り出すといった実装を行い,クズを再現するよう注力しました.
発表
成果発表の際のスライドがこちらになります.トップバッターでこのぶっ飛んだ内容をぶち込みました.
参加者の反応・フィードバック
まずフィードバックをいただきました.
・今までで初めて見た、ユニークなアイデア
・2食作っても結局自分しか食べないのでは?
・盛り込みすぎなので、本当に必要なところに絞る必要あり
・飽きさせない工夫も必要
ユニークと誉められた反面,厳しいフェードバックもいただき,大変勉強になりました.
オーディエンスからはとにかくウケたようで良かったですw
・wwwwwww
・クズだ...
・たしかにクズ
・ちゃんとしたクズだ
・特定のユーザに刺さっててすごい
終わりに
インターンを通して,技術的にもサービス開発的にも,そしてマインド面も成長することができました.今後もインターンで学んだことを活かしていければと思います.
クックパッドのインターンに関わるすべての社員さん(特に私が質問攻めしてしまった社員さん),インターン参加学生の皆さん(社員さんの手が離せない時など色々助けてもらいました),本当にありがとうございました!!
余談
余談ですが,今回私は全日オンライン参加だったため,コロナがある程度落ち着いた頃にオフィス見学に招待してもらえることになりました.
11月にオフィスにお邪魔して,実際にオフィス見学をし,様々な方とお話をすることができました.オフィスはとても綺麗で,様々なためになるお話やクックパッドさんのことを聞くことができました.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?