「歩いてると腰が痛い」を紐解く
まさに今日。
どんどん腰が痛くなってくる。普段そんなことないのに。
なんてこった。
とまあ、実体験です。
2時間ほど歩くことがあって、するとどんどん腰が痛くなってきたわけです。だる痛い感じ。腰を曲げたくなるような、一刻も早く座りたいような。
ここでふと考えるわけですよ。
この痛みはなんで、どこから来ているのか?
職業柄なんでしょう。
その時痛くなるってことは何かしらそのシチュエーションに問題が隠れているのは間違いない。自分に起こってるから、状況は一番よく分かっている。普段ないからこそ、それは分析してみないと!と。
考えた結果、
おそらくシューズに問題がある
この時、バッシュみたいなハイカットのシューズを履いていた。
あまり履いていないその靴は、けっこうがっちりしていて、足首の動きがかなり制限される。背屈(足首を上に曲げる)はまだ動かせる。でも底屈(足首を下に伸ばす)は通常の半分くらい。
ここで本来足首の動きを見てみると、
底屈45°
背屈20°
え、そんなもん?
と思いましたか?
でもこの可動域があるからこそ、うまく歩けるんです。
それが制限された場合、歩けないなんてことはないんですが、どこかに負担をかけて元の動きを出そうとします。
人間ってよくできてますね!
勘のいい人はお分かりでしょう。
そうです、その負担がかかる場所というのが腰で、その負担がストレスとなり「痛み」として出てくる。
そういうことです。
では、なぜか?という部分を考えていきましょう。
それは連鎖的に起こる
「歩く」という一連の動作を片足のみにフォーカスして分解すると、
足首を曲げてかかとが地面につく
スムーズに体重移動しながら足首を伸ばしながらつま先で地面をける
股関節と膝を曲げながら足が前に出る
また足首を曲げてかかとが地面につく
大雑把に言えばこの連続です。
意識せずに歩けていても、実はいろんな動きが重なってます。
そんな中、今回は「足首を伸ばす」ことが十分に出来ません。
ここから始まる連鎖はというと、
つま先で地面を蹴れない、つまり歩幅が小さくなる
蹴れなくても歩幅をキープしようとする
骨盤を前傾(腰を反るようにして)歩幅をキープ
腰を反ることで腰骨に圧迫ストレスがかかる
↑これが痛みの原因
今回は更に、姿勢をよくして歩こうと意識していたから、
そこから更に腰が反る方向のストレスがかかってました。
まとめると
足首の自由が奪われることで、いつも以上に腰に負担がかかり痛みが発生した。
となります。
原因はシューズによる足首の可動域制限なので、帰ってきてシューズを脱げば痛みも自然と治まりました。
まあでも長時間そのシューズで歩くと腰が痛くなるのが分かった訳で、そのシューズ使うところが限られてくるなーとか。
余談
普段からヒールはいてる人
偏平足の人
股関節の筋肉が硬い人
そのうえ腰が痛い人は、同じようなメカニズム(とりあえず一括りにします)で痛みが出ていることが多いと思います。それほど足回りは大切なんです。
足は身体を支える土台ですので、そこがしっかりしていないと何かしらの影響は出ますよって。
ちなみに骨盤も土台に例えられますね。
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