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貧民なのに贅沢?

私が今目指してみたいのは『社会的弱者×実態は贅沢』という状態だ。目指しはじめた理由は稼ぎが多いほどカモられる日本社会の仕組みにある。

一方で、"搾取ターゲットとみなす基準は収入のみ"ということでもある。自分で色々調達したり加工したりして豊かに暮らしていても、金銭収入が少なければ社会的弱者であり、搾取のメインターゲットから外れるのだ。

そういった背景から、稼得力を伸ばしてハイエナに奪われるより、現物調達力を伸ばして何者にも狙われずに豊かに暮らしたいと判断しているのが現在。もともと採集とか好きだし、誰かの支配下におかれて長時間耐え続ける雇用労働が嫌いだし。

稼得力の維持も大変だから

高い給与を得るには学歴、経歴、空白期間の無さなどが必要になってくる。採用サイドも厳選したがるから面接なんかの対応も大変だ。応募しては落とされを繰り返すのも堪えるものがあるし。

大変な苦労をしていざ入社してみたらクソだった、ということもザラだ。しかし短期離職の履歴が残ると今後ふるいに落とされる確率が上がってしまったりする。めんどくさすぎる。

バイトや季節労働だったらそこまでシビアに人を選ばない。だから、理不尽な会社は辞めればいいし、経歴の心配も大した要らないし、長期休暇が欲しければ何も気にせずしばらく休むこともできる。

積み上がったキャリアを切り捨てるのはもったいなく感じるかもしれない。しかし、それを維持するのに払っている犠牲も少なくない。

少しずつ始める現物調達

小麦粉を買ってきて、自分でパンを作ってみる。
川原や緑地に赴いて、美味しい野草や木の実を探してみる。
家庭菜園を始めてみる。釣りをしてみる。
理想の財布を自分で作ったりしてみる。

小さなことから自力でなんとかする範囲を広げている。この範囲が広がるほど自信になる。私はなんでも自分でどうにかできる人を格好良いと感じるタイプだから、そこに近づいていくことに自己実現ともいえる充実感がある。
直近の目標は、不満なく暮らしながら年間100万でも余剰金が出ることだ。

現物調達にはスキルアップするほど自分にリターンがあるという良さがある。効率よく調達や下処理ができるようになるほど時間が手に入るし、加工や調理が上手くなるほど日々のご飯が美味しくなったり、暮らしが豊かになる。
こういうところも楽しいし、陳腐化しないスキルだし、突き詰めたら貧乏贅沢ライフも可能にできるかもしれないと思う。

春は野草を採り貯めて、夏〜秋は季節バイトでもやってお金を貯めながらたまに釣りでもして、冬は狩猟に出て美味しいジビエ肉を獲り貯めて…
そんな暮らしを妄想したりする。畑もやりたいし持ち家が欲しくなりそう。

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