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台湾有事は内戦、朝鮮半島は?

中国の言う「一国両制」の観点からすると、台湾独立阻止の為の軍隊派遣は内戦、つまり国内の動乱で国際紛争では無い。だから、国連安全保障理事会の合意は不要と言える。この考えを朝鮮半島に当て嵌め当嵌めると、朝鮮と韓国が別国家と見れば、韓国が朝鮮を侵略するには国連安全保障理事会の議決が必要ですが、内戦に依り分断されている一国家と見れば不要です。この辺りに、最近の朝鮮の動きが有る様ですが、ならず者アメリカが相手では何処迄有効か疑問の残る処です(NHK)。

法治 (法の下の平等) の基本的な認識は、文章化された規則は不変と理解する処からです。ヒトの記憶は時間と共に風化するので口約束は3日もすれば忘れる。ヒトがおサルだった時代は、社会が小さく問題に成ら無かったけど、農業・工業と発展するに連れ社会が大きくなり、口約束だけでは廻ら無くなった。其処で登場したのが文字です。文字の利用が進むに連れ、文明人の間では、紙に書いた約束を破ると顰蹙を買うって認識が生れ、法治の土台と成った。民主主義下では、法律は社会の合意、国民の總意です。

其認識をアメリカ人を初めとする白人達は理解して無い。腕力が約束に勝つと信じてるから銃が手放せ無い。という訳で、朝鮮の運命は可成厳しい。例え、台湾有事勃発でアメリカ人が一時的に満足しても、何れ新たな戦争を求めて朝鮮に目を向ける。日本が如何するか?はチョットした興味ですね。因に、台湾有事は着実に緊張水準が高まっています。

何れにせよ、日本にとって 、今のところは、両方共「海の向こうの戦争」です。

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