見出し画像

日傘の必要性について

地球温暖化が気象学者の話題から、一般人を含む社会活動になったのは、2006年に発表された元アメリカ副大統領アル・ゴア氏の"不都合な真実"(ふつごうなしんじつ、原題: An Inconvenient Truth)が切っ掛けでした。其以前からも京都議定書やパリ協定で温暖化は問題になってましたが、"不都合な真実"から一気に原子力発電を含むグリーンエネルギー産業がトップに躍り出たって感じです。

此処で気になるのが、気象学者達が何処まで"科学"と"経済"に誠実な一方で、如何に自然を観察・解釈し、何を人類社会に伝えたかです。コロナの例を引くまでも無く、全世界的な経済効果が期待される事象に関しては、集団心理とも呼べるような不都合がまかり通る。

勿論、温室効果ガスの温暖化に於ける役割の解釈です。コロナや武器に依るヒト同士の殺し合いなら、ヒトだけで完結するので良いのですが、地球の環境が変わってしまい水が無いとか食糧不足、はたまた熱中症で生存が脅かされるのは困る。

大気中の水蒸気が温暖化に係わってる事は気象学者も知ってるし、それなりの評価もしてる。例えば、「現在の大気の温室効果は約5割が水蒸気、2割がCO2によるものです。」と有るし、大気中の水蒸気が変化してるのも知ってる。

それでも、二酸化炭素を主役の座に据えで、水蒸気が話題に上ら無いように「努力」してる。ヒト社会の価値観の反映でしょうから、ヒト社会が地球の価値を再評価しない限り、此人達は同じ主張を繰替えす。それが、人が人たる所以です。

人が変わら無いとすれば、最も温暖化の影響を受け難い処で大人しくしてるコトです。温暖化が更に進めば、お尻に火が着くでしょうから、其迄無事に過せばって感じです。其時何が起きるかは、人のみぞ知るって感じかと。何れにせよ、晴れた日にチョット外に出れば陽射しが数年来強まって来てるのが、文字通り肌で感じられる。そんなに長く待つ必要は無いかも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?