「第46回保険者による健診・保健指導等に関する検討会」の資料です。7月2日に持ち回り(書面審議)により開催していたのを、見落としていました。そんなわけで、完全に情報提供です。
「後期高齢者支援金の加算・減算制度の見直しについて」2024年度の追加の評価指標と、2025年度の追加・変更についての内容と、高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン(第3版)の改定についてです。
ガイドラインの改定については、「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施」の進行に伴い、大きな変更というより、バージョンアップされた感じでしょうか。
「後期高齢者支援金の加算・減算制度の見直しについて」は、変更などについてを資料から下記内容を引用しました。
○2024年度の追加
○2025年度の導入に向けて総合評価指標の項目追加を行うとともに、配点の見直し・比重変更を実施
変更点として、第4期から特定健診・特定保健指導のアウトカム指標による評価が導入されたためか、特定健診・特定保健指導実施率に関する配点が、50→10に引き下げになったのは、インパクトがありますね。
メインであった働き盛り世代の生活習慣病予防の保健事業以外に、新設・配点された、女性の健康、ロコモ、重複投薬、そしてこどもにとってより良い医療の在り方にも注目したいです。
配点の変更の具体的な内容は下記になります。(全て資料1より)
(資料1)
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001268046.pdf