手袋

排泄や入浴介助などをする際に使い捨てのプラスチック手袋を装着しています。

医療現場でマスクやガウンがないとの話はよく聞きますが、実は手袋も不足してきています。

手袋にはいくつか種類がありますが、大体の病院や施設ではパウダー付きとパウダーフリーの２種類を使用しています。

パウダー付きはその名の通り、粉がついています。粉がついているため手に汗をかいていてもスムーズに手袋を装着することができます。
しかし、肌が弱い人にとってはこの粉が原因で手が荒れたり、アレルギーがある人はショックを起こすこともあります。

一方、パウダーフリーと書かれた粉がついていない手袋は使用者の手に優しく、肌が弱い人も手荒れすることなく使用出来ます。
粉がついていないためショックを起こすこともありません。

しかし、今、この手袋も不足してきています。

手袋が無くなったとすると、何をやるにも素手でやるしかありません。

排泄物を素手で。
汚物を素手で。
感染者の対応や検体を素手で。

・・・考えただけでゾッとします。

家庭の洗濯や掃除などで使用するピンク色のビニール手袋を装着して仕事をする？

一処置一手洗いが基本なため、一処置一手袋洗いをし、感染防止をしながら仕事をするしかありません。

マスクやガウン
ガウンの代わりにレインコート
だけでなく、手袋も最前線で頑張っている病院に届けてあげて下さい。

私の施設でも発注に制限がかかっています。

病院はもっと大変なはず。

これを読んでくれた皆様。ぜひ病院で働いている人を守るために愛の手をお願い致します。