金属探知機の話。

九州にネッ友がいる。ネットでの交流はかなり長いが、会ったことはない。
別に会う予定を決めた訳でもないのに(こんな暑い中、旅行なんてしてられるか)いろいろと調べていた。

はかた号。乗ったことはないけど、夜行バスにワクワクする水田的には、行きで使うには最適かな、と思う。14時間半で尻がどうなるかはさておき。

新幹線。高いよね、高い。まぁ帰りはこれだろう(帰りもはかた号という手段もあるが、体力は持つのだろうか)

飛行機。ついでだから調べてみた。安いとか高いとかじゃない、そもそも選択肢にない。空港まで行ってそこからさらに空港内を歩く、預け荷物とかセキュリティチェックとかやって乗る。
……無理である。水田は飛行機に乗ると体調が悪くなりやすい(乗り物酔いではない)
そして空港の金属探知機で、数多あるピアスが反応する(気がする)
まぁ、水田はピアスを開けてから飛行機に乗ったことはないので、推測だが。なんせ20コは軽く開いている。金属探知機も鳴るだろう。

そう、その金属探知機の話。
閉鎖病棟にいた水田、病棟に入るたびにセキュリティチェックをされていた。手荷物検査、金属探知機、ポケットの確認。
水田は思った。ここは空港よりセキュリティが厳しいのではないか、と。
ハンディタイプの金属探知機で、頭から足までチェックされるのである。幸い、ピアスは反応しなかった。そういう設定にしているのだろう。

入院した病院で金属探知機を使われた、という人、なかなかに少数派だと思う。ちなみに間違いなく本物で、看護師のハサミに反応したりする(たぶん動作確認)

飛行機に乗る気はないけど、空港のセキュリティチェックだけは謎の自信がある水田なのであった。
あ、はかた号に乗って、九州のネッ友と遊びたいのは、本当の話。


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