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海外生活・外国語・国際恋愛もろもろ

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#マルチリンガル

言語の上達とパートナーとの関係

私たちはいわゆる国際カップルだ。 生まれ育った国も母国語も全く違う。そんな中で、コミュニケーションが思った通りに上手くいかずに困ったことは数知れずある。 私たち二人は、出会ってからずっと付き合って5年間くらいは英語で会話していた。英語はお互いにそれなりに話せていたけれど、どちらの母国語でもないから、感情や状況を上手く説明するのが難しかったり、相手が100%理解できなかったりしたことがあった。 そもそも育ったところも背景も違う二人だから、価値観も考え方も違って、誤解が起こ

英語へのこだわり

日常的に話す英語に対してのこだわりがある。 話す英語はできる限り、“アメリカ語”を話すと決めている。語彙、文法、発音において、全てアメリカ寄りと。 アメリカに留学したことも、ましてや旅行とかで行ったことすらないのに、アメリカ英語にこだわる理由は何だろうか。 そんなに深い意味や信条が関わっているわけではないし、イギリス英語の好きな面もある。 だけど、アメリカ英語にこだわる理由はたぶん自分が慣れ親しんだ響きだからということが理由のひとつだと思う。 そのときには深く考えた

外国語と完璧主義

外国語を学ぶ上でやめたほうがいいことのひとつに、完璧主義がある。 私自身、どんなことにおいてもかなりの完璧主義で、そのおかげで良い結果が得られたことも幾度もあったけれど、外国語学習においてはバリアになったと感じた。 外国語を話すときの人の性格は大きくわけて2種類あると考えている。 ひとつめが、文法や単語や発音などは置いておいて、コミュニケーションが取れればいいと考えていて、頭で考える前にとりあえず何でも言ってみるタイプ。 ふたつめが、文法や使う単語や発音などができる限

マルチリンガルは多重人格

私は日常的に3言語を話して生活している。 そして、言語の切り替えスイッチ同様に人格切り替えスイッチがある。 意識的に人格を変えてるわけではないけれど、例えば日本語を話すときと英語を話すときで明らかに性格が変わる。日本語を話すときにはいわゆる日本人的な部分が全面に出てきて、言いたいことをはっきり言えなかったり、曖昧に濁す表現をよく使ったりする。自動的に周りの状況を1番察しているのも日本語を話す自分のときだ。 どの言語を話すときの私も私自身で間違いないし、自然な形で出てくる