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【企画参加】 #白4企画応募     『桃尻だろう』

みなさん、暑さに負けてませんか!?

姐さんはこの夏、いろいろなことに挑戦中。
白鉛筆さんのこちらの企画参加もその一環。



ふむふむ、姐さん解釈の『桃太郎』書いていいんですね。
しかも本日限り!
いつも締め切りギリギリの姐さんにはもってこい。


〈募集要項〉
■内容  :『桃太郎』のストーリーに沿った自作の小説(詳細は後述)
■字数制限:なし
■募集日 :2024年8月24日(土)(厳守)
■その他 :『 #白4企画応募 』をつけてご投稿ください。


それでは早速。


🍑 🍑 🍑 🍑 🍑


『桃太郎』前史


『 桃 尻 だ ろ う 』




 むかしむかし、あるところにぴっちぴちなピーチのようなお尻の桃代とぴっちぴちなピーチのようなお尻の好きな桃助がいました。
 桃助はぴっちぴちなピーチのようなお尻の桃代が大スキでした。何故なら桃助はぴっちぴちなピーチのようなお尻が大スキだからです。
 桃代もぴっちぴちなピーチのようなお尻の桃代のことが大スキな桃助が大スキでした。何故なら桃代はぴっちぴちなピーチのようなお尻を愛してくれるのは桃助だけだからです。
 ふたりは桃咲台という町の小さなお家でブラブラとラブラブに暮らしていました。それはまるであはん♥いやん♥と桃源郷にいるような毎日でした。

 ある日桃代は、さっさと洗濯を済ませると、ぴっちぴちなピーチのようなお尻をぷりぷりさせながらブラブラと森へ行き、そそくさと川のすぐそばに住むオオカミへ近づいて、
「あはん♥オオカミさん、アナタはな〜んて強いんでしょ! このピンとしたヒゲ、毛深い腕、暑い胸板、そしていつも何かを狙っているようなギラギラした目。んー、アナタがもし肉食系じゃなかったら真っ先にこの桃代の桃尻をたっぷり味わわせて、一気に昇天させちゃうのに。でもいやん♥残念ね。いつもご苦労さま。」
と、オオカミがその日に仕留めた子羊の肉をたっぷり貰ってカゴに入れていきます。
 するとオオカミは、
「おっ! 今日も来たな、桃代ちゃん🍑 じゅるる〜...。こんなにきゃわゆいん桃尻ならいくらでも食・べ・ちゃ・うぞ〜、じゅるる〜。...っと言たいけど無理。
このオレ様の鋭い牙は、甘〜くてぷるんぷるんな桃尻なんか食べちゃったらスグに使い物にならなくなっちゃうん。誘ったってダーメッ。」
と言いながら、悔しそうに地団駄を踏んでいます。

 一方、桃助はぴっちぴちなピーチのようなお尻によく似た雲を眺めながら、山へ桃狩りに行きました。なだらかな隆起に沿って元気に歩いてその先端につくと何処からか悩まし気な声が聞こえます。
「は〜〜んっ💗は〜〜んっ💗」
「おやっ? なんだろうこの声は?」
元気な足が止まると、悩まし気な声も聞こえなくなります。気のせいかと思った桃助はまた歩き始めました。
「う〜〜んっ💗あ〜〜んっ💗」
「あっ、まただ。リズミカルな動きが続くと聞こえてくるぞ。」
桃助はその先端に留まって、足踏みをしてみました。
「あ、あ〜〜んっ💗」
「うん、やっぱりココだな。一番のツボは。」
さすがにカンの良い桃助はすぐにピンポイントを見つけました。
「よーし、ちょっとイジワルしてみるぞ。桃代ちゃんならコレをするとイチコロなんだ。」
桃助は、足踏みのスピードを早くしたりゆっくりしたりして猛烈に刺激してみます。そしてその後、優しく撫でるように滑り、ふっと忘れたかのように口笛を吹きながらジリジリと焦らします。
 
 するとどうでしょう。その大きな隆起をなした母なる大地...いや乳なる大地は、怒り狂ったようにみるみる膨れ上がって起き上がり桃助のモノを震え上がらせました。
「い、いやや〜〜ん💗もっと〜。」
「うわっ、びっくりした。そんなにおねだりされても困る。今日は桃狩りをしなくちゃならない。」
「桃ならここにたんまりと。貴方の足元にあるのがアタシの自慢のふたつのデカい桃。スキなだけ食べさせてあげるから、ゆっくりしていってぇん💗」
と言いながら、そのたわわに熟したデカい桃をひとつボロりん。またもうひとつをボロりん。
🍑🍑
「うわわー🤩こりゃびっくりだ!! こんなデカい桃は見たこともない。やっぱり違う国まで来ると違うっ。こんなにデカいの恥ずかしげもなく丸見えにして平気でいるのか。オイラの国とは大違いだ。」

 そのデカさに驚いている間に、その桃はますます大きくなり、とうとう桃助はその二つの谷間にぼよ〜んと落っこちてしまいました。
「うわー、助けてーぇぇぇ。」
そんな声をよそに、そのデカい桃は桃助を両側からムギューッと挟み込んで押し潰そうとします。
「く、苦しー。でもふわふわで気持ちいー🍑🍑 じ、実はこんなふうに一生に一度でもいいから挟まれてみたいと思ってたんだー。」
桃助はあんなに大スキだったぴっちぴちなピーチのようなお尻の桃代のことも忘れ、こんな状況にも関わらず男のロマンをぽろり。これが本音とばかりに無駄な抵抗もしません。

 するとそこへオオカミの小屋をあとにして、ぴっちぴちなピーチのようなお尻をぷりぷりさせながお家へ戻る桃代が通りかかりました。
「あら、あそこであっぷあっぷしているのは愛しの桃助さんじゃないかしら?何しているのかな? 桃助さーん!」
「はっ! 桃代ちゃんだ。ま、まずい。こんなところでお楽しみ中のところを見られちゃったら大変なことになるぞー。」
桃代は大事そうに子羊の肉の入ったカゴを抱えて近づいてきます。しかし一向に怒る様子はありません。
「桃助さん、こんなところでどうしたの?桃狩りに疲れて温泉であっぷあっぷと一休み? いつもみたいに桃子も一緒に入っちゃおうかなぁ。てへ♥」そうです、桃代は超ド近眼だったのです。
「そうか、瓶底眼鏡がないからよく見えないんだな。」
そうしているうちに乳なる大地はむくむくと大きくなり二人に向かってやってきました。
「お前は誰じゃー、小娘め。邪魔するようなら容赦はしないーっ!」
その般若のような顔は百年の恋も覚めるほどの恐ろしさ。こんなのと楽しい時間を過ごしていたのかと思うと一気にモノも萎んでしまう大剣幕。
「きゃうん😣桃助さん、アブナイッ! よーし、仕方がない。ここは桃代の出番ね。🍑桃尻パーーーンチラッ🩲」

あれ? パンチ👊じゃないの? パンチラッ...?

「さすが桃尻桃代のパンチラ攻撃...デカ乳挟み攻撃が唯一の技の年増のアタシには絶対にできない技! や・ら・れ・た......」

 それから桃代と桃助のふたりはぴっちぴちなピーチのようなお尻をぷりぷりさせながらお家へ一目散に戻ってきました。
「桃代ちゃん、ありがとう🍑桃代ちゃんのぴっちぴちなピーチのようなお尻のおかげでオイラは助かった。」
桃助はいつものように桃代のぴっちぴちなピーチのようなお尻を撫でながら、全身に漲ってくるムラムラ感をどうしようもなく抑えられずにいた。
「いいえ、どういたしまして♥ 良かったー。桃代の大事な桃助さんがいつまでも桃代のぴっちぴちなピーチのような桃尻を愛し続けてくれるのならば🍑」

あはん♥いやん♥きゃうん♥もっと〜♥
どんぶらこっこ、どんぶらこ。

......💗💗💗

こうしてふたりはいつまでもいつまでも、あはん♥な日々を過ごしましたとさ。

 
-十月十日後。

そしてふたりは元気な男の子に恵まれました👶

一件落着🌸 これぞ、

🍑桃尻から生まれた桃尻だろう🍑




めでたし、愛でたし。


あはん♥




🍑 🍑 🍑 🍑 🍑





※三羽 烏さんの記事にてご紹介の企画でした。

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