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【企画参加】 令和版百人一首 恋の巻 〜 秋の部②

今回も三羽烏さんの企画に参加。

秋の夜長の恋を楽しみましょう。








横たわるゆるい乳房にもみじ舞い
しゃぶりつくしてやきもち焼いて


                 三日月 巴



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 勢い畳の上に文香を押し倒し、きゅっと詰まった胸元をかっ広げれば溢れるかの如き露われる乳房。いつか二人で食べた銀座のカフェーの絶妙なゆるさのプリンを思わせる。上手く手の中に収まるちょうどよい大きさと思わず舌で舐めあげたくなる張り加減。丸く赤い桜ん坊を指先で転がしながら口の中へ放り込めば、自分で薬指を噛みながら首を傾げ形の良い耳を露わにする。耳は文香の弱点だ。ここを上手く攻め込めば昇天は早い。つい夢中になって耳ばかり味わっていると、わずかに開いた二階の窓へ赤い紅葉が舞い込んでぴたりと文香の乳房へ落ちた。はっと気づいて目を見張ると、まるでそれは他の男の手に弄られているようにも見え徳次の欲に火を点けた。
かっと頭に血が上り一気に奥へ猪突猛進、誰も止めるな。成り振り構わず肩から乳房、臍から割れ目へしゃぶりつく。そこへ文香の細い腰は絡みつきもがく。大きな体で小さな紅葉にする嫉妬。ほとほと男という奴は。



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あはん♥

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