日常について、いまいちど

昨日7月9日、都内で224名が新型コロナウイルスに感染したと確認された。そんな中、急なシフト変更によってバイトに行かなければならなくなった。何でまたこんな時に！と、思わないでもなかったが、ここ最近は自分も痺れを切らし始め、というか半ばヤケになってしょっちゅう外へ出歩いていたので、何も言える立場にはないのだけれど。そして今日に限ってまた客が多いこと、多いこと。みなさんニュース見ましたか！？バイト先に出向いてる自分が言えたことではない。しかし、いま一度この現状としっかり向き合い、何をすべきか、何ができるか考える必要があると思う。希望を抱いて迎えた2020年だったが、これほどまでに自分や自分の大切なひとたちを振り回してきた憎き相手について何も知らないのはよくないと思う。

とは言っても、人と会い、顔を合わせ、話を交わすことには何にも代えがたい喜びがある。バイト先は飲食店なので、こちらが食べ物を提供し、お客さんが何気なく示してくれるような感謝のひとつひとつに、自分でも驚くほど心が動いてしまう。しんどかったけどバイト来てよかった～と思う。それに、社員さんと厨房でくだらない話をするのも意外と心が安らぐものである。「7卓の右の子かわいくない？」「そうでした？運ぶとき見てきます」よくない、よくない。