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アンチとの付き合い方

いつもnoteを覗いていただき、ありがとうございます。
今日も今日とてとりとめのないおしゃべりを致します。
もしよかったら、隙間時間のお茶請けにお付き合いください。

今日はこれまでアンチについて感じたことをおしゃべりします。


アンチはどこにでも湧く

しばらく前、夏頃だったでしょうか。

X(旧Twitter)でとある先生がエゴサーチされて、好意的な意見ばかりで嬉しかったとホクホクしていると、編集の方に「売れないとアンチは出ないんですよ」って言われたって。それを拝読して、うっと身につまされました。そのポスト、保存しとけば良かった。悔やまれます。もしかしたら、読者の方の中にも、同じポストをご覧になった方がいらっしゃるかも知れません。

アンチってどこにでも湧きます。いや、自分だって自分の好みに合わないものを見たら、「ちょっとな」って思いますよ。だけどわざわざそれをSNSで発言したりしないだけで。SNSっていつ誰が見ているか分からないし、匿名掲示板ですら、辿ろうと思えばそれが誰の発言だか判別されてしまう。一度発信したことは、誰が保存しているかも分からなくて、それが鍵垢だとしても、フォロワーがスクショを漏らしてしまうとか起こり得るわけです。発言には十分気をつけて、なるべくポジティブなものにしておいた方が良さそうです。

ところが、ポジティブな発言に努めていても、誰かしらには「それは気に食わん」と受け止められる。そしてその中のごく一部からは、「それはけしからん」ってお声を頂くわけです。中には本当にこちらの為を思っての発言もあるので、参考にすべきところは真摯に参考にさせていただく。だけど多くは、憂さ晴らしな部分が多いですね。本当に思いやりからのアドバイスならば、もっと温かい表現を選んで下さるものです。

以前、とある作家の先生に「アンチは構ってちゃんだから構わなくていいですよ」って慰めのお言葉を頂いたことがあります。幸い、物書きとしてはまだアンチに遭遇するほどの知名度はございませんので、逆にこれからもっと精進せねばならぬところですが、ありがたいことに、本業ではこれまで度々「ウッ」って経験がございます。

売れたからアンチが湧く、アンチが湧いたから売れる

こんなこと書いたら不謹慎ですが、面白いことに、アンチが湧くと売れるんですよ。これは私の経験を振り返ると、いつもそうです。

何そのHN(ハンドルネーム)だっさ!→売れた

動画って部屋で一人で喋ってるんですかウケる→売れた

コイツの言うことはデマである→売れた

コイツネガティブだから嫌い→売れた

それぞれ細かい経緯を端折っているのでなんのこっちゃ、って感じですけども、そのご批判に関する仕事や発信に対しては、自分が想像したよりもグンと成果が上がりました。世の中多くの人がいらして、そのうちリスクを無視して否定的な発信をされる方はごく少数ですけども、そういう方にまで私の発信が届いたからそういうリアクションが届いたのか、それともこれから「それは成功するよ」というお知らせでそういう発信が目に付くようになっているのか。とにかく、何か否定的なメッセージを目にすると、しばらくモヤモヤするんですけども、後で振り返るとその辺を境にその時やってることがグンと一つステージが上がってる。視聴者さんが増えるとか、顧客が増えるとか、PVが上がるとか。これはマジでそういう法則が働いているな、と実感しております。だから、冒頭の作家さんのポストですが、いつかその方がアンチな発信を目にされた時、今よりワンランクバカ売れされるだろうなって、密かに思ってます。

ドリームキラーに遭遇した時には

ドリームキラーも同じです。これから何かしようとする時に、「そんなんで売れるわけないじゃん」って言う人は必ず現れますが、そういう人が現れれば現れるほど、知名度は上がるようです。もちろん、そういう方は切り離しロケットなので、ドリームをキルされたまま付き合い続けてはいけません。きっと「この人と仲良くしよう」という気持ちが萎えて、次第に疎遠になって行かれると思いますが、中にはそれが、血縁関係であったりこれまでお世話になった方であったりして、なかなか疎遠になりにくいこともあるでしょう。そういう時こそ、来ますよ。ビッグウェーブ。

相手がモラハラ気味ならともかく(それもアカンですけど)、悪気なく言ってる、親切で言ってる場合もあります。また「良い人だけど誤解されて」とか、そういうのもあります。だけど、そういう思いの行き違いとか、価値観のズレとか、そういうの、必死になって言い訳せんでも良いと思うんです。再び繋がるご縁なら、何でこんなとこで?!っていう場所で再会したり、ご縁って不思議と繋がって行くもんですし、そうじゃなければちょっとした誤解でパッと離れて行ったりする。普段から礼節を欠かさず、折々に感謝を伝えていて、それで離れて行くならもう寿命ですよ。そしてもし、自分が間違った道を行っていて、それを引き止めるために起こっていることであれば、いずれ行き詰まるでしょう。それはその時に考えればいいと思います。無責任な言い方ですけども。

ですが、ドリームキラーに反対されたにも関わらず、「でもそれがやりたい!」って思ったことに関しては、不思議と「しなければよかった」にはなりません。逆に親切で「これやった方がいいよ」って言われて、あんまり気乗りしないけどやってみるか…ってやったことの方が、「しなければよかった」率が高いと思います。個人的に。

自分にやりたいことをやらせてあげよう

今「これがやりたい」ってことがあれば、やるしかないと思うんですよ。それを自分にやらせてあげられるのは自分だけ。そしてその行動に対して結果を受け取るのも自分だけです。よほど人に迷惑を掛けるようなものでなければ、チャレンジしてもいいのではないでしょうか。だって人生一度きりですもの。良い年になって、今こうして自分のやりたいことをやらせていただいて、人生楽しいな、って思うと同時に、もっと早くから好きに生きればよかったと痛感している私です。

そして早くから好きに生きたかったけど、そうも言えない事情だってありました。家族からは「そんなんで食べて行けるわけないだろう」と反対されましたし、まだ自活の出来ない子供の分際で、それを押し通して活動を続けることは出来なかった。まずは自活するのが先で、学校を卒業して、無難な就職先に就職して。そしてがむしゃらに働いて、家族が出来て、生活に精一杯で。そして今になってようやくです。これまでよくやったし、遠回りしたけどそれが間違っていたとは言えない。だけどだからこそ、今好きなことをやらせてもらって楽しいなあ!って思うし、これまで堰き止めて来たエネルギーが大きいからこそ、「ああ私はこれをやりに生まれて来たんだな」って思うのです。

アンチは成功を告げる天使

こうして活動の軸足を移すにつれて、以前仲良くしていた方とは、どうしたってご縁が薄くなって行きます。そのままでもいいよって言って下さる方とは、これからもご縁が続いて行きますけど、あまりに方向性が違う方とは、「え?そんなことで?」って感じで行く道が別れるのです。悲しいし寂しい思いもするけど、その分新しい出会いがあります。人生ってよく出来てます。

先日「私に嫉妬して生き霊を飛ばすのをやめてください」って裏で書かれてるよ、って友達に教えてもらいました。その方とは随分連絡を取っていなくて、そんなトンチンカンなことを言う方ではなかったはずなので、一体何があったのか心配になりました。嫉妬するも何も、今の私はめちゃくちゃ満たされてて、今私が欲しいものって言われれば文章力?って感じなので、作家の先生方に羨望の気持ちはあれど、文筆業でもない方に嫉妬って言われてもな、とモヤモヤしておりました。

そしたらその後書いた中編が私史上空前のご支持を頂きまして、いろんな幸運が重なった結果、月間ランキング首位まで頂いてしまいました。連日温かいコメントをいただき、毎日作品を書いて投稿するのが楽しくて楽しくて。それで、ああ、あれは幸運の予兆、瑞兆だったんだなぁと。そして私はこんなに幸せにしてもらったんだから、その方にも心満たされる良いことが起こるといいなとお祈りしているところです。これは私が善人だからでも何でもなくて、大体人が幸せになるように祈ると、自分に何倍にもなって返って来るからです。下心アリアリです。グヘヘ。

ちなみに嫌な経験をして悶々としている間、どうしても許せないと思っている間に、無理に許そうとしてはいけませんよ。そんなことすると余計に傷口が広がってドツボにハマりますので、飽きるまで散々悪態をついてどうでもよくなって、忘れた頃に祈りましょうね。

趣味嗜好は人それぞれ

アンチの方やアンチなコメントって、頂くとすごくグサリと来て凹むもんですが、誰しも趣味嗜好は違っていて、「こんな激辛食べられたもんじゃない」って言われても、激辛が好きで「美味しい」って言ってくれる人はいるもんです。ですから、激辛で売ってるカレー屋さんは、たとえば「テーブルが汚れていた」とかそういうクレームには真摯に対応した方がいいですけど、辛さを落としてはいけないのです。それよりも「この辛さがたまらん」ってお客さんと、辛いカレーでキャッキャウフフしないといけない。そして「激辛で食べられない」ってお客さんの声は、「辛いの苦手な人が、激辛なのを分かってて食べに来てくれるほど、うちは売れるようになったんだな」と喜んだ方がいいですよね。あんまり嬉しくないですけど。

そういうわけで、もし今、アンチや微妙なフィードバックに遭遇して凹んでいらっしゃる方、いらっしゃいましたら、それってこれから良いことが起こる予兆だよって、なんかそんなことを申し上げたくて、筆を執りました。いいこと起こりますから期待しててください。

読んでくださって、ありがとうございます。

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