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インスタグラムキャンペーンと“具体美術協会”

こんにちは!

藤井雅範です。

阪神間モダニズムとは

「阪神間モダニズム」といわれるものがあります。

その定義は、おおよそ以下のようなモノだそうです。

『大阪市から神戸市に挟まれたエリアで育まれた近代的な芸術・文化・生活様式とその時代状況を指す』


“阪神間モダニズムによって醸成されたこの地域特有の文化や魅力を、インスタグラムを通じて発信していただくことで、阪神間モダニズムの魅力をより多くの方々に知っていただくこと”
これを目的に実施された #感じる阪神KAN  インスタグラム投稿キャンペーン


#感じる阪神KAN  のハッシュタグをつけてインスタに投稿するだけというカンタンなもの。
僕もご芦屋で撮影した写真をこのハッシュタグをつけて数枚投稿しました。
するとダイレクトメッセージで「モダニズム賞」への当選通知が。
選んでくださってありがとうございます!

でもね、でもね、どの写真が入賞したのかわからないのです。
複数枚投稿してるますからーっ
気になるわー!(笑)

『具体美術協会』発祥の地

阪神間というエリア。

正確には兵庫県神戸市中央区・灘区・東灘区、芦屋市、西宮市、宝塚市、伊丹市、尼崎市、三田市、川西市 を指します。


僕ん住んでいる芦屋市はそのちょうど中央部分にあたる小さな街。

阪神間モダニズムの定義にある『近代的な芸術・文化・生活様式とその時代状況』を存分に感じられる街でもあります。


特に芸術という面では“具体美術協会”の発祥の地。

“GUTAI”の名で今も世界的に注目され続けている集団。

もう40年以上前に解散しているのにね。

 

リーダーの吉原治良の『人の真似をするな!誰もやらないことをやれ!』

という言葉のもと、アバンギャルドな作品を残していったアート集団です。

在籍していたのは白髪一雄、嶋本昭三、村上三郎、田中敦子、元永定正・・・といった面々。

今もなお、欧米で人気の高いアーティストです。

画像1

紙を貼った大きな枠の連続を、体当たりで突き破り走り抜けるパフォーマンス。

天井から吊るされたロープにぶら下がりながら、足を筆代わりに描く絵画。

体中にまるでドレスのように、カラフルな電球を身にまとう立体作品。

・・・・・

具体美術協会は『阪神間モダニズム』というものを語る上でも重要な存在ですが、それ以上にモダンアートという世界で大きな影響力を持った集団だと思います。


“具体美術協会”に関しては、過去にいくつか書いているので良かったら読んでみてくださいね!

今日も読んでくださって有難うございます。

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