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【雑記】アート作品の価値

島根県立美術館がアンディ・ウォーホルの≪ブリロ・ボックス≫を約3億円で落札したという記事。

上記記事内にもあるように、

1個だけでなく5個買ったのは、大量生産・大量消費というウォーホルが作品に込めた意図を的確に反映させるためだという。

との説明があるが、なぜ5個しか買わなかったのであろうか。大量消費(アメリカ)の象徴ともいうべき『ブリロ・ボックス』ではあるが、5個では少ないのではなかろうか。

もちろん、購入個数に関しては明確な正解はない。1個でも説明は可能だし、5個でもできるであろう。

ただし、単なる大量消費のみにスポットを当てるのであれば、作品数は圧倒的に不足していると思われる。しかし、ウォーホルの当該作品におけるコンセプトは大量消費に限定されるものではない。

大量消費×予算が今回の個数に至った気がしてならない。


現在、京都市京セラ美術館で開催中の『アンディ・ウォーホル・キョウト』展。

マルセル・デュシャンのあと、現代アートの大きな潮流を作ったウォーホルの作品を回顧展として観られるのは貴重。

来年の2月までの会期、、、行きたいなー。。

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