「ケーキ」というご機嫌なもの

きのうは姉の家に遊びに行ったので、ケーキを抱えて電車に乗った。

ケーキを食べている時よりも、
ケーキを選んでいる時、大事に抱えている時、
お土産だよと渡された時、
その印象のほうが、幸福度が高い記憶として残っている。

お祝いやお礼の気持ちで買う時もあれば、
なんとなく買って帰っちゃおうかという時もあって、
どっちも、ちょっと特別で、とても親密。

お土産にするときは、一緒に食べるひとの顔を思い浮かべてうれしくなる。
恋人となんとなく買って帰ろうかとなるときは、ふたりはとても仲が良い。
自分を元気付けるために買うときは、その前向きな気持ちが活力になる。

お花もそういうものかもしれない。

たまに、ケーキを買って帰りたくなるような日々を過ごすこと。
それを大事に抱えて帰ること。

そういうちいさな幸福感を大切に生きられたら良いなと思う。

#コラム #日記

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