雨の匂いは掃除機の味?〜失言を後悔した6歳の思い出
私、雨の匂いが苦手です。
正確には、「雨」ではなく「雨に濡れたアスファルト」の独特の匂い。
小学1年生のころには、(雨の日は鼻から息を吸いたくない)と思っていました。
年齢を断言できるのは、ある事件(?)があったからです。
下校時に雨が降り、
「雨って掃除機の味がしない?」
と私が同意を求めると、
「えー、掃除機? 掃除機を食べたことあるん? きたなーい!」
と友達に言われて、大ショック。
私にとっては、掃除機の排気ガスを思い出させる雨の匂いは、舌がイガイガするほどの悪臭でした。
それを「味がする」と表現したのですが、ふつうは「味覚=食べるときに感じるもの」なので、「掃除機の味=掃除機を食べた?」と驚かれたのでしょう。
「自分が思ったままを口にしちゃダメだめなんだ」
と痛感したのを覚えています。
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こうした「自分が思ったことが友達に伝わらなくてショックだった」という経験って、私の《人生で最も大切に思っていること(最高の価値観)》のひとつ、《想いを伝える&伝わる》につながっているんですよね。
共感してくれると思っていたのにされなかったという「欠落感」から、「想いをちゃんと伝えたい」という願いを持った私は、長年、どうすればうまく言葉で伝えることができるか?に注力してきました。
それゆえに、電子書籍↓を出版することもできたんだと思います。
無駄なことが何ひとつない人生を、今日も楽しんでいます。
「私が私である」ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏
✼••┈┈┈┈あとがき┈┈┈┈••✼
いまも苦手な雨の日の匂いには、「カビ」「排ガス」「ホコリ」が混じっているのだそう。
掃除機の排気ガスよりも臭いと感じる私の嗅覚は、おかしくなかったみたいです。
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