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陰翳礼讃を読んだ【読書記録】


お読みいただきありがとうございます。

ハナズオウ(花蘇芳)の花を描きました。
原産地は中国だそうですね。
花は枝に直接咲くようです。

谷崎潤一郎著作の陰翳礼讃を読んでいたのですが、

日本文化に感じる感覚を、
的確な言葉で表現されていると思いました。
食文化についても、食べ物を盛る器である、食器が与える視覚の調和、
「闇」との調和が考えられているのだな、とわかります。

光の脇には、闇があり、
やはり日本文化は、調和の文化なのだと思います。

この本を読みながら思ったのですが、
椿などもそうですが、
日本の花は、どこか奥に影がある感じがします。
明るさの中に暗さがある。
向日葵などはパッと華やぐ美しさ。
どちらがいい悪いではなく、
個性であり、どれもすばらしいと思います。

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