見出し画像

アナフィラキシーと分かるまで、4日間苦しんだ! DAY.1

この記事は、私が50代でアナフィラキシーになった時の状況を、できるだけ細かく書いたものです。 アナフィラキシーのことを知りたい方の参考になれば幸いです。 少々長いため、数回に分けて書いていきます。

DAY1.全身じんましん

6月のある火曜日、昼食(ステーキ定食)をとった後、職場で昼寝をしていると、ふと全身に違和感を感じて目が覚めました。 

『かゆい!! なんだこのかゆみは!!』

腕の内側を見ると、蚊に刺された後のような、ぷっくりした膨疹(ぼうしん)が大小、点々とあります。

あわてて鏡の前まで行き、上着を脱ぎ捨てると、首、胸、腹、背中、腕に、ボコボコした赤みがかった膨疹が、目を疑うほど出現していました。

『な、なんじゃー、こりゃー!?(松田優作風)』

ズボンも脱いでみると、太もも、足の甲にも膨疹が。。。

『マジで、やばくねーか、これ!』

自分の体の、今までに見たこともない尋常じゃない異変に超ビビりながら、職場近くの皮膚科医に車を走らせました。

診断は、じんましん。人生で初めて。
先生が『かなり症状が強いね。飲み薬を出すからすぐ飲んでね。明日は休診日だから、あさってになったら薬が効いたか教えて。効いてないと、薬を変える必要があるから。』と言われました。

すぐさま、帰りの車の中で処方された薬を飲み、夕食後も飲みました。 

しかし夜中になっても、薬が効いてくる気配はまったく無く、全身の見た目の状態も変わりませんでした。 
そして何と言っても、か・ゆ・い!

『掻きたくないけど、かゆくて、掻かずにはいられないッスよ!!』
と、心のなかで言い訳をつぶやきながら、全身をたたいて、かゆさをごまかしました。
しかし、寝ようと思って床についても、かゆみが治まることはなく、寝ることはできませんでした。

DAY.2に続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?