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妊娠率を上げて流産率を減らす「子宮内フローラ」について

これからママになるみなさん、こんにちは!
ことほぐスタッフ 看護師しのだです


妊活相談を受けている中で、子宮内フローラについてご質問がありました。
【子宮内フローラの検査を行なったけれど、子宮内に菌がいないという結果でした。これは子宮環境が悪いということでしょうか?】

これは勤務時代にもよく聞かれたご質問でした。
(しのだは不妊治療専門クリニックに10年勤務経験があります)

きっと同じように疑問を持つ方もいらっしゃるかなと思ったので、まとめます。

子宮内フローラとは

これまでは、膣内には乳酸菌の常在菌がいることはわかっていましたが、受精卵のベッドである子宮内は無菌だと考えられていました。

ですが実は腟内と同様に子宮内にも細菌が存在することが数年前に発見されました。

これは今までも子宮内に菌はいたけれど技術がおいついていなくて見つけることができていなかっただけだそうで、近年では細菌を判別するDNA解析技術が上がったから、菌がいることを発見できるようになりました。


この子宮内細菌にも様々な種類があり、善玉菌が減り子宮内の状態が乱れてしまうと、着床、妊娠しづらい、また妊娠しても流産や早産の原因となる可能性があると考えられています

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