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「緊急事態宣言下で楽しく過ごす50の方法」の提案

2020年4月2日にmakezine.jpに寄稿したコメントの中で紹介されているフォーラム「COVID-19 Makers Forum JP」に投稿した記事から抜粋し、ここに記録します。

昨日、東京など7都府県を対象とする緊急事態宣言が発令されました。この宣言に基づく緊急事態措置が実施される期間はひとまず5月6日(水)までとされています。
昨日対象とならなかった40道府県(例えば私の住んでいる愛知県)でも感染は拡大し続けており、今後対象とされる地域はさらに増えてくるかもしれません。この期間においては、人との接触を大幅に減らすことにより新型コロナウイルスの感染拡大を防止し、医療崩壊を防ぎながら事態を収束させるという目標に向けて全員が取り組む必要があります(参考:新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会「緊急事態宣言で変わること・変わらないこと(4/7更新版)」note、2020年4月7日掲載)。
makezine.jpの記事でも紹介されているように、最前線の医療現場で今後必要になるかもしれない緊急用の装置、部品、道具などを作ろうという動きは全世界に拡がっておりメディアでも注目を集めています。一方で、高度な専門的知識が必要とされ、正式に認可されるまでにある程度の期間がかかり、大量に一定の品質で供給することが要求されるプロダクトに安易に関わるべきではないという批判もあります(例:Mary Beth Gallagher「3 Questions: The risks of using 3D printing to make personal protective equipment」MIT NEWS、2020年3月26日掲載)。こうした意見の狭間で、自分自身も様々な不安を抱えながら何かできないだろうか?でも…と悶々としているメイカーは実は多いのではないでしょうか。
しかしながら、メイカーのコミュニティが活躍できる現場は医療に限定されません。何かとストレスの多い今だからこそ、常に遊び心を忘れず、つくることを心から愛し、つくることの楽しさを伝えることの重要性を実感しているメイカーのコミュニティから、この状況下で楽しく過ごすための情報を発信することは、この世界に対する大きな貢献になるのではないでしょうか。なお、一見すると不謹慎だと思われるアイデア、あるいは、公序良俗に反すると思われるアイデアも大歓迎です。なぜなら、COVID-19以降の世界における私たちの価値観は、COVID-19よりも前とは大きく変わることだってあるからです。

以上の内容で参加を呼びかけたところ、数時間の間に続々とアイデアが寄せられており、今後の展開がどうなるか楽しみです。ひとまず4月11日(土)を〆切として設定し、その内容は順次makezine.jpの記事として公開して行く予定です。どうぞお楽しみに。

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