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2022年読んだ本 全174冊まとめ

はじめに

読書メーターの記録をチェックすると、今年読んだ本は174冊でした。

去年は269冊であり100冊近く減少しました。別に読んだ本の冊数が多いほうが良いとは一切思っていないのですが、今年は読書という読み物の受容だけでなく僕自身がnoteで色々と書くことに時間を割いたことが要因だと思います。

また今年は主に西日本各地を営業車でぶっ飛ばしていたので、読書時間も単純に減ったこともあげられるでしょう。

この記事では、例年通り自分用のメモも兼ねて今年読んだ本を全て羅列しています。

人の頭の中を覗く感じで読んで頂ければと思います。

2019年

2020年

2021年

本編

※2022年1月1日〜12月31日まで、読んだ順に記載
※著者・訳者(必要に応じて)・書名・出版社(文庫名)の順番で記載
※再読本も含む

ヤン・ゴンダ『インド思想史』中公文庫
杉原達『オリエントへの道-ドイツ帝国主義の社会史-』藤原書店
鬼頭宏『人口から読む日本の歴史』講談社学術文庫
青柳正規『トリマルキオの饗宴-逸楽と飽食のローマ文化-』中公新書
林健太郎『ドイツ史論集』中央公論社
エイノリア・ラティモア『トルキスタンの再会』東洋文庫
寺門琢己『男も知っておきたい骨盤の話』幻冬舎新書
李相哲『金正日と金正恩の正体』文春新書
門倉貴史『ワーキングプア-いくら働いても報われない時代が来る-』宝島新書
孫崎亨『不愉快な現実-中国の大国化、米国の戦略転換-』講談社現代新書
北澤孝太郎『営業部はバカなのか』新潮新書
ピーター・ナヴァロ『米中もし戦わば』文藝春秋
野中郁次郎ほか『戦略の本質』日本経済出版
金田信一郎『失敗の研究:巨大組織が崩れるとき』日本経済出版
山田文比古『フランスの外交力』集英社新書
溝口敦『溶けていく暴力団』講談社+α新書
青木理『日本の公安警察』講談社現代新書
辻田真佐憲『大本営発表-改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争-』幻冬舎新書
ヘーゲル『哲学史序論:哲学と哲学史』岩波文庫
歌田明弘『本の未来はどうなるか-新しい記憶技術の時代へ-』中公新書
真野俊樹『入門医療政策-誰が決めるか、何を目指すのか-』中公新書
大塚久雄『社会科学における人間』岩波新書
黒川裕次『物語ウクライナの歴史-ヨーロッパ最後の大国-』中公新書
小野谷敦『日本の有名一族-日本のエスタブリッシュメントの系図集-』幻冬舎新書
斗鬼正一『頭が良くなる文化人類学「人・社会・自分」-人類最大の謎を探検する-』光文社新書
今野浩『金融工学の挑戦-テクノコマース化するビジネス-』中公新書
マイケル・フレンドリー、ハワード・ウェイナー『データ視覚化の人類史-グラフの発明から時間と空間の可視化まで-』青土社
林家辰三郎『京都』岩波新書
吉川昌之助『細菌の逆襲-ヒトと細菌の生存競争-』中公新書
前野茂『ソ連獄窓十一年 1』講談社学術文庫
星野仁彦『発達障害を見過ごされる子ども、認めない親』幻冬舎新書
武田善憲『ロシアの論理-復活した大国は何を目指すのか-』中公新書
小林章夫『イギリス貴族』講談社現代新書
粥川準二『クローン人間』光文社新書
万年甫『動物の脳採集記-キリンの首をかつぐ話-』中公新書
オマル・ハイヤーム『ルバイヤート』岩波文庫
佐藤卓己『八月十五日の神話-終戦記念日のメディア学-』ちくま新書
佐藤健太郎『ふしぎな国道』講談社現代新書
金両基『ハングルの世界』中公新書
山内昌之『歴史という武器』文春文庫
吉岡乾『フィールド言語学者、巣ごもる。』創元社
山川静夫『歌舞伎の愉しみ方』岩波新書
梅悼忠夫『実戦・世界言語紀行』岩波新書
海野弘『陰謀の世界史』文春文庫
逢坂巌『日本政治とメディア-テレビの登場からネット時代まで-』中公新書
内田義彦『読書と社会科学』岩波新書
横田増生『ユニクロ潜入一年』文春文庫
服部早苗『平安朝の母と子-貴族と庶民の家族生活-』中公新書
篠川賢『国造-大和政権と地方豪族-』中公新書
カレン・アームストロング『神の歴史-ユダヤ・キリスト・イスラーム教全史-』柏書房
田中慶一『京都喫茶店クロニクル-古都に薫るコーヒーの系譜-』淡交社
ヘーゲル『精神哲学 上』岩波文庫
ヘーゲル『精神哲学 下』岩波文庫
アラン・ビーズ、バーバラ・ビーズ『文庫版 話を聞かない男、地図が読めない女』主婦の友社
今谷明『室町の王権-足利義満の王権簒奪計画-』中公新書
杉山隆男『きのうの祖国-東欧崩壊-』ちくま文庫
キャサリン・サンソム『東京に暮す:1928-1936年』岩波文庫
色摩力夫『アメリゴ・ヴェスプッチ-謎の航海者の軌跡-』中公新書
佐藤文隆『科学と幸福』岩波現代文庫
NHKスペシャル取材班『超常現象:科学者たちの挑戦』新潮社
村上龍『悲しき熱帯』角川文庫
ライフビジョン21『口説きの心理テクニック100』三笠書房
宮脇俊三『平安鎌倉史紀行』講談社文庫
高橋源一郎『競馬漂流記』ミデアム出版
山内昌弘、白河桃子『「婚活」時代』ディスカヴァー新書
荒井千暁『産業医のファイルから-こんな上司が部下を追いつめる-』文春文庫
近藤絋一『サイゴンのいちばん長い日』文春文庫
進藤榮一『分割された領土-もうひとつの戦後史-』岩波現代文庫
ガストン・バシュラール『空間の詩学』ちくま学芸文庫
山内昌弘『「希望格差」を超えて-新平等社会-』文春文庫
豊田義博『なぜ若手社員は「指示待ち」を選ぶのか?』PHP研究書
興梠一郎『中国激流-13億のゆくえ-』岩波新書
グザヴィエ・バラル イ・アルテ『中世の芸術』文庫クセジュ
飯塚訓『墜落遺体-御巣鷹山の日航機123便-』 講談社+α文庫
安明哲『北朝鮮絶望収容所』ワニ文庫
川端裕人『イルカと泳ぎ、イルカを食べる』ちくま文庫
高宮いづみ『古代エジプトを発掘する』岩波新書
と学会『トンデモ本の逆襲』宝島社文庫
加藤静三『メンヘラの精神構造』PHP新書
木田元『現象学の思想』ちくま学芸文庫
川越史郎『ロシア国籍日本人の記録-シベリア抑留からソ連崩壊後まで-』中公新書
佐々淳行『安田講堂攻防七十二時間-東大落城-』文春文庫
C・トレモンタン『ヘブル思想の特質』創文社
関口奈津子『「最初の男」になりたがる男、「最後の女」になりたがる女-夜の世界で学ぶ男と女の新・心理大全-』KADOKAWA
神一行『閨閥-特権階級の盛衰の系譜-』角川文庫
ブライアン・フェイガン『海を渡った人類の遥かな歴史』河出文庫
エリザベス キューブラー・ロス『「死ぬ瞬間」と死後の生』中公文庫
テランス・ディックス『とびきりお茶目な英文学入門』ちくま文庫
菅野昭三編『九鬼周造随筆集』岩波文庫
辻仁成『オギーフの恋人 オズワルドの追憶 上』小学館
辻仁成『オギーフの恋人 オズワルドの追憶 下』小学館
樋口裕一『やさしい文章術-レポート・論文の書き方-』中公新書ラクレ
スウェン・ヘディン『シルクロード 上』岩波文庫
スウェン・ヘディン『シルクロード 下』岩波文庫
エルンスト・マッハ『感覚の分析』法政大学出版局
わぐりたかし『地団駄は島根で踏め』光文社新書
赤坂憲雄ほか『現代思想2022年7月臨時増刊号総特集-遠野物語を読む-』青土社
脇田修、脇田晴子『物語京都の歴史-花の都の二千年-』中公新書
太平洋戦争研究会『太平洋戦争全史』河出文庫
安田峰俊『和僑、農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人』角川書店
ギデオン・デフォー『世界滅亡国家史』サンマーク出版
五十嵐律人『原因において自由な物語』講談社
杉本俊伸『スゴい「減価償却」』黄金律新書
須藤武雄『法医学の現場から』中公文庫
日本オリエント学会『オリエント学論集』刀水書房
エーリッヒ・ヘラー『芸術の内面への旅』法政大学出版局
ベンジャミン・ジェイコブス『アウシュヴィッツの歯科医』紀伊国屋出版
菊池嘉晃『北朝鮮帰国事業-「壮大な拉致」か「追放」か-』中公新書
芝村裕吏『統計外事態』ハヤカワ文庫
久坂部羊『廃用身』幻冬舎文庫
ミシェル・フーコー『言葉と物-人文科学の考古学-』新潮社
ジョン・ファーンドン『オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界-「考えさせられる」入試問題:「あなたは自分を利口だと思いますか?」-』河出文庫
三浦俊彦『下半身の論理学』青土社
住野よる『君の膵臓をたべたい』双葉社
高橋恵子『絆の構造-依存と自立の心理学-』講談社現代新書
加藤朗『現代戦争論-ポストモダンの紛争LIC-』中公新書
ラリー・ブルックス『物語を書く人のための推敲入門』フィルムアート社
野中郁次郎『アメリカ海兵隊-非営利型組織の自己革新-』中公新書
出口保夫『ロンドン塔-光と影の九百年-』中公新書
持田豊『青函トンネルから英仏海峡トンネルへ-地質・気質・文化の壁をこえて-』中公新書
安部公房『水中都市・デンドロカカリヤ』新潮文庫
安部公房『無関係な死・時の崖』新潮文庫
川端康成『古都』新潮文庫
砂川雨路『私たちは25歳で死んでしまう』小学館文庫
チャン・ガンミョン『我らが願いは戦争』新泉社
安部公房『けものたちは故郷をめざす』新潮文庫
ハロラン芙美子『アメリカ精神の源-「神のもとにあるこの国」-』中公新書
江戸川乱歩『江戸川乱歩傑作選』新潮文庫
トキオ・ナレッジ『正しい太鼓のもち方-上司を転がす35の社交辞令-』宝島社
マヌエル・デランダ『社会の新たな哲学: 集合体、潜在性、創発』人文書院
安部公房『R62号の発明・鉛の卵』新潮文庫
城山三郎『大義の末 新装版』角川文庫
井上寿一『昭和の戦争-日記で読む戦前日本-』講談社現代新書
石母田正『神話と文学』岩波現代文庫
宮部みゆき『さよならの儀式』河出文庫
池内紀『モーツァルト考』講談社学術文庫
P・ミルワード『シェイクスピア劇の名台詞』講談社学術文庫
海老澤敏『変貌するモーツァルト』岩波現代文庫
川端康成『雪国』新潮文庫
木村尚三郎『西欧文明の現像』講談社学術文庫
堀内修『オペラ入門』講談社学術文庫
植村玄輝ほか『現代現象学-経験から始める哲学入門-』新曜社
西村秀樹『北朝鮮抑留-第十八富士山丸事件の真相-』岩波現代文庫
島田裕己『なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか』幻冬舎新書
大内健二『ドイツ本土戦略爆撃-都市は全て壊滅状態となった-』光人社NF文庫
名尾耕作『旧約聖書名言集』講談社学術文庫
三木那由多『会話を哲学する-コニュニケーションとマニピュレーション-』光文社新書
石井淳蔵『営業をマネジメントする』岩波現代文庫
香山リカ『「私はうつ」と言いたがる人たち』PHP新書
安部公房『第四氷間期』新潮文庫
熊倉正修『日本のマクロ経済政策: 未熟な民主政治の帰結』岩波新書
清武英利『トッカイ-不良債権特別回収部-』講談社文庫
高橋洋一『バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる』光文社新書
戸谷洋志『Jポップで考える哲学-自分を問い直すための15曲-』講談社文庫
佐々淳行『危機の政治学』新潮社
亀山郁夫ほか『現代思想 2021年12月臨時増刊号総特集=ドストエフスキー-生誕二〇〇年-』青土社
宇都宮浄人『路面電車ルネッサンス』新潮新書
年森瑛『N/A』文藝春秋
森謙二『墓と葬送の社会史』講談社現代新書
森達也『王様は裸だと言った子供はその後どうなったのか』光文社
千田善『ユーゴ紛争-多民族・モザイク国家の悲劇-』講談社現代新書
岡嶋裕史『数式を使わないデータマイニング入門-隠れた法則を発見する-』光文社新書
瀬戸晴海『マトリ-厚労省麻薬取締官-』新潮新書
柏井壽『ゆるり京都おひとり歩き-隠れた名店と歴史をめぐる〈七つの道〉-』光文社新書
西山茂『出世したけりゃ会計・財務は一緒に学べ!』光文社新書
新川帆立『先祖探偵』角川春樹事務所
橘玲『マネーロンダリング入門-国際金融詐欺からテロ資金まで-』幻冬舎新書
笠原敏彦『ふしぎなイギリス』講談社現代新書
村田沙耶香『殺人出産』講談社文庫
宮坂昌之『新型コロナワクチンの本当の「真実」』講談社現代新書
村田沙耶香『生命式』河出文庫
村田沙耶香『信仰』文藝春秋
鈴木大輔『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ12』MF文庫J
安部公房『壁』新潮文庫

おわりに

今年は後半にかけて小説の割合が増えたかと思います。面白い小説を紹介してくれたフォロワーの皆様には感謝しかありません。

重複で申し訳ないのですが僕は読んだ本=買った本でして、実家の書庫(元俺の部屋)が完全に崩壊しております。苦肉の策として今年は漫画を180冊ほど売り飛ばしました。

来年は29歳を迎えるにあたって、色々と「逃げきれない課題」に直面することが2023年は多そうです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

以上

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