03 歴史を学ぶ重要性


みなさんこんにちは、コバチバです。

今日は歴史を学ぶ重要性についての記事を書きたいと思います。


歴史と私


歴史という言葉で身近なイメージは学校で習った社会科、日本史、世界史を多くの人がイメージすると思います。

私自身は中学・高校時代はこれらの科目は得意で、センター試験で94点を取ったことがささやかな自慢です (笑)

そんなこともあり歴史博物館に行くのが趣味でもあります。

また、よく人と気軽に話すとき歴史の話をしてしまい呆れられることもありますが、そんな私が歴史を学ぶことの重要性について考察してみたいと思います。

歴史とは経緯


人が歴史を学ぶのはなぜか?

学校や入試でいい点数を取るため以外に考えられるのは、

過去の経験から学び教訓にする為というのが1つ一般的なのかと思います。

私はそこに価値を知るためという事を付け足したいと思います。


民族、国、宗教、建築物、法律、戦争、争い、個人の全てのモノには起源があり、今に至るまでの時間的長さは違うにせよ、様々な理由で生まれ、途中に多くの人や自然現象等の介入を受け変化し、今に至る状態を形成しています。

そのモノがどのような経緯を経て、今の状態になったかをしっかり分からなければ、価値や本質を正しく理解することはできません。

例えとして有名な広島の原爆ドームを挙げます。

画像1


原爆ドームの事を何も知らないまま見ると、今にも崩れそうな廃墟にしか見えません。

しかしここで、この原爆ドームは1945年8月6日に人類史上最初の原子爆弾が炸裂した広島で、何とか倒壊を免れて核兵器の惨禍を世界中に伝える建築物として世界文化遺産に指定されたと歴史的経緯を知ることで、元は広島県内の物産品の展示・販売をする施設だった原爆ドームの今の本質的な価値を知ることになります。

また、このように様々な物事も歴史を知ってこそ正しく理解することになります。

最近はニュースやSNSで簡単に情報が手に入る反面、表面的な情報で判断してしまうため本質的な理解ができなくなる恐れがあるのかと思いました。

余談 年号について


ということで歴史はモノゴトの価値を正しく知るために必要だと書かせていただきました。

是非皆さんも気になった物は歴史的観点で調べてみると本当に面白いですよ。

話は変わりますが、私が最近知って面白かったのは、昨年に年号が「令和」になったという事で、年号の歴史を調べたら日本初の年号は「大化」でした。

これだけで分かる人は少ないかもですが「大化の改新」といえば分かる人も多いと思います。

飛鳥時代に蘇我氏の権力が天皇家を上回るほどに強くなり、それに危機感を抱いた中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿を暗殺した事件です。

その後、中大兄皇子を中心に政治改革を行い、中国(唐)と同じ中央集権国家を目指し、中国と同じ年号を使いはじめたことが、日本の年号が始まりとなりました。

年号導入は天皇中心とした国づくりの一環だったわけですね。


最後まで読んでくださった方ありがとうございました。









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