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自分が投資で成し遂げたいことを決め、自分のコンパスを持とう。読書メモ『自分に合った伸びる銘柄の見極め方』

master kさんの
『株投資やるなら知らなきゃ損 自分に合った伸びる銘柄の見極め方』
を読みました。

資産運用として代表的な株式投資ですが、
「いつも高値掴みしてしまう」
「アナリストの言った銘柄を買ったのに値上がりしない」
といった悩みを持つ人は多いです。

本書では、著者が12年の株式投資の経験から
財務や株価の指標で選ぶスクリーニングと
読者個々の強みを組み合わせ、
全上場企業3600社から儲かる株の
選び方を紹介致します。

本書の章構成です。
はじめに
必要なのは地図ではなくコンパス
株の本質
どんな会社のオーナーになりたい?
あなたに合った銘柄選び
3タイプのスクリーニング
どうして株を安く買えないの?
おわりに

私も資産運用歴は15年あるので、
基礎的な内容については復習として
改めて自分の知っていることを
反復しながら読ませていただいた本書。

株は市場での売買がされて
値動きのあるものですし、
メディアも煽るものを伝えようとするので
つい大きく儲けた損したに偏りがち。

もちろん、そういった値動きや損益の部分も
株式投資の特徴の1つではあります。
私も資産運用の初期の頃はその側面を
重視していました。
それも決して間違いではないです。

ですが、本書にも記載のとおり、
株を買うことはその会社のオーナーになること、
お金を出すことによってその会社の経営に
一緒に参加していくことでもあります。
私も最近はこの考えが強くなっています。

つまり、株式投資のスタイルはいくつもあり、
どれを選んでもその人が納得したものならば
その人にとっては正解であるもの。

自分が株式投資でどうしていきたいのか。
売買益で儲けたいのか。
その会社にお金を出して、
長く続けていけるよう応援していきたいのか。

万人に正解となる銘柄選びはありません。
自分のスタイルを確立し、その上でスタイルに
合致する銘柄を選んでいく。
それが、本書でも書かれている
「自分のコンパス」なのだと思います。

そうして自分のコンパスに導かれて
納得して選んだ銘柄であれば、
結果はどうであれ後悔はないと私は思います。

自分のコンパスを持ち、
自分の銘柄選びをしていきましょう。

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